可愛い幼馴染 ページ24
電車の扉が開き、Aの腕を引きなが、外へでる
『しょう君ごめんね、嫌なものを押し付けて…』
「気にしなくていい」
Aの腕をゆっくり離す。
『今日だけの辛抱だから、頑張るね』
リュックを背中から、お腹に来るよう位置を変える。
『はぁー、しょう君以外の人に気付かれませんように…』
リュックに顔を埋めている。Aは俺がどう思うか、なんても気付くことも無く、平気でそんなことを言ってくる。心臓に悪い。
そんな会話をしている内に、雄英高校に着いた。
『じゃあね、しょう君』
「あぁ…が、頑張れよ」
『うん』
俺に手を振ったAは、普通科の教室へと歩いていく。
朝のホームルールが始まる。
「えーっと、C組の先生が体調不良のため、3時間目の体育はC組とA組合同でやります
バトミントンね」
相澤先生からの連絡。
そういえば、AはC組…
アイツやばくないか？
バトミントンってだいぶ体を使う競技…
「Ｃ組って轟君の彼女がいるクラスだよね？」
緑谷が話しかけてきた
「彼女じゃないけどな」
「それって大和撫子ってあだ名の女の子だ！！」
「大和撫子…？」
「うん！無駄に着飾らないし、休み時間いつも本読んでて、誰とでも気軽に話せる女の子！
雄英高校では結構有名だよ！」
「へぇー、轟くんの友達すごいんだね」
「あぁ、そうだな」
「てか、合同楽しみー！な、爆豪！
愛しのAに会えるもんな」
「…何勝手なこと言ってんだッ！！
何が愛しのAだァッ！！！」
爆豪もAを狙ってるのか
「…」
Aが、俺の手から離れていく気がする。
物足りない感じだ。
こんな思いになるくらいなら、雄英に誘わなければ良かった。
「…轟さん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 574人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - warako917さん» ご指摘ありがとうございます。これから作品が良くなるように、参考にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。 (2019年3月21日 21時) (
レス) id: 590f485546 (このIDを非表示/違反報告)
warako917(プロフ) - 初めまして！話の書き方や原作を崩さないところが好きです！！１つ欠点を挙げるなら改行が多くて少しだけ読みにくいなと思いました！お気に入りに登録させていただきました、もう１つの作品もみてます。応援してます頑張ってください！ (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8cd1301237 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら | 作成日時：2019年2月4日 22時
