可愛い幼馴染 ページ23
「…」
いつも、この時間には出てくるはずなのに。
俺は今、Aの家の前にいる。少し待っていると、ドタドタと足音が聞こえた。
ガチャ
『しょっ、しょう、君…おま…たせっ』
赤メガネをかけ、少し髪の毛が乱れていた。俺のために急いでくれたのか。
「珍しいな、Aが遅れるなんて」
電車の時間が迫っている中、駆け足で話しかけた。
『あ、昨日、教科書とか何も準備しないで寝ちゃったから…』
恥ずかしそうに、髪の毛を軽く手でとかす。
「…フッ」
駅のホームで定期を見せ、急いで電車に乗り込む。朝の通勤、通学ラッシュで、人は多く、座れそうにない。
『うわ、すごい人…』
Aが痴漢に会わないように、電車の扉と俺でAを挟む。
「相変わらずすごい人だな…」
『…』
無視するなんて珍しい。
「どうかしたか？」
『あ、あの』
Aが顔を赤くして、口をモゴモゴさせていた。
「ん？」
そういった時、車両が大きく揺れた。何にも掴んでいなかった俺は、Aの後ろの壁に肘を着いた。
モニュン
柔らかい感触が
『しょ、しょう君っ！！』
Aは顔を真っ赤にさせている。
「あ、ぁ…」
『わ、私、今日急いでて…
(下着(小声))…つけてくるの忘れたの…』
「なっ！！！」
先程の大きな揺れから、体制がなかなか正せない。
それに、電車が揺れる度に、Aのブツが揺れる。
モニュンモニュン
電車の振動と同時に動く。
『ご、ごめん、しょう君』
「あ、あぁ。大丈夫だ」
落ち着け、俺。
これは、事故だ。
Aの顔をちらっと見ると
『んっ…、』
目を固く閉じて、顔を真っ赤にし、息を殺していた
くそっ、耐えろ、俺
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さくら(プロフ) - warako917さん» ご指摘ありがとうございます。これから作品が良くなるように、参考にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。 (2019年3月21日 21時) (
レス) id: 590f485546 (このIDを非表示/違反報告)
warako917(プロフ) - 初めまして！話の書き方や原作を崩さないところが好きです！！１つ欠点を挙げるなら改行が多くて少しだけ読みにくいなと思いました！お気に入りに登録させていただきました、もう１つの作品もみてます。応援してます頑張ってください！ (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8cd1301237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2019年2月4日 22時
