私を見て

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隼side

隼｢ごめん、遅くなった！｣

はぁ、急いでスタジオに入ったものの、俺に気づかない美咲ちゃん。




それもそのはず、ヘッドホン付けて目つぶって踊ってるんだもん。




よくもまあ、あんな激しいダンスを目をつぶって踊れるもんだよ。
まぁ、美咲ちゃんいわく目をつぶっていた方が自分のズレているとことか分かるらしい。


1度俺もしてみたら、自分をより集中して踊れる気がして最近はたまにやっている。そしたら、何となく体のブレが減った気がするようになったんだよね。

美咲ちゃんは、俺に付き合わせて悪いと思ってるみたいだけど一緒に練習したりすることでいい刺激もらってるのも事実で。

だから、どんなに忙しくてもつい顔出しちゃうんだよね。







でも最近玲於が勘づ気始めてる。

それに、今日の龍友くんだって、ちょっと変な質問してきたし。うまく返事出来てたかな？？

美咲｢あ、小森さん。来てたんですね。お仕事お疲れ様です。｣

隼｢ごめんね、遅くなって。｣

美咲｢いえ、こちらこそ。いつもすみません。｣

隼｢いいってことよ!!!｣



｢今日はなにする？｣

美咲｢ダンスを見て欲しいんです。｣

隼｢いつも見てるよ笑｣

美咲｢そうじゃなくて、EXILETRIBEの皆さんが得意としているジャンルって個人個人あるって聞きました。それ、練習したので見てほしいんです。｣

隼｢ぜ、全部!?、美咲ちゃんほんとに言ってるの？｣

美咲｢無理言ってるのは分かってます。でも、そのぐらいしないと気がすまなくて。だから、少しでいいんです。ちょっとだけ見てくれませんか？｣

隼｢いや、でも。俺の得意ジャンルとかしか詳しくないし。｣

美咲｢でも、いつも近くで見てるんですよね？その感覚でいいのでお願いします!!!｣



隼｢わかった。じゃあ、何から行く？｣

美咲｢ありがとうございます！じゃあ、まずCLAMPから。｣

隼｢OK！｣

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