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坂田くんの姿が見えなくなった後、店に戻る。今度こそはちゃんとまふくんに伝えないと、次は私の番だ。
何かを考えていてボーっとしているまふくん、気付かないようだから名前を呼んであげると
｢あ、Aさん、話はもう終わったんですか？｣
終わりました、言うとまふくんは何やら気合を入れた様子で私の手を取った。
｢さ、次は僕のお話ですよ！｣
・
まふくんに連れてこられて、来た場所は以前、二人で来た公園、人通りは今日も少なく告白には最適かもしれない。
｢…あの、まふくん、先に私から話してもいいですか。｣
こういうのは早めに行った方がいいって聞いたことあるから…前の坂田くんの気持ちがよくわかる。もし自分の気持ちを伝える前にフられたり、絶交なんかされたりしたら辛すぎるから。
まふくんに承諾を得てから、話し始める。
(ちゃんと、言わなくちゃ。)
｢…私、最近気付いたんですけど、まふくんのこと好きみたいです。私なんて、まふくんからしたらただのリスナーだし…釣り合うわけないけど、それでも好きなんです。｣
暫くの間、沈黙が続く。人を好きになったのも、自分から告白するのも初めてで、もしフラれたら…と思うともうすぐ返って来る返事が怖くなってきた。だからどうしてと聞きたくなくて耳を塞ぎたくなった。
｢…嘘、僕も実は、前の告白の返事聞こうと思ってたんです。さっきのAさんの話からすると、僕達は両思いってことですよね…？｣
｢ぇ、あ…そうみたいですね…｣
返ってきた答えは思っていたのと違くて、私が待っていたものそのものだった。
｢…でも、普通告白って男の人からしませんか？なんかカッコ悪くて嫌なんですけど…もう一回だけやり直させてください。｣
女の人から告白して付き合うのは、まふくんのプライドが許さなかったみたいだ。
｢…Aが好きです、大好きです。釣り合わないなんて言わないで、僕にはAさんしか居ないんだから。だから、これからは僕の彼女として隣に居てくれませんか？｣
顔に熱が集まってきた、思っていたものよりも何倍もカッコよくキメられていて、あまりにも恥ずかしくて俯いていると、｢答えは？｣と聞かれる。
｢そんなの、良いに決まってるじゃないですか。｣
___コンビニの常連客が彼氏になった件について。
End
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ぴぁ(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年1月2日 13時) (
レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - とてもとかったです！ (2018年12月9日 3時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - モモ缶。さん» コメントありがとうございます！さかたん可哀想ですよね私も思いました(おい) 最初は初めからまふくんをデレデレにさせようと思ってたんですけど凄いツンデレな子にしちゃったんですよね…だから最後はデレデレさせておきましたw (2018年11月6日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
モモ缶。(プロフ) - ん、んんん、さかたんは可哀想やけどいい作品でした！まふくんが最初に比べてもうデレッデレですねw (2018年11月5日 23時) (レス) id: 8cb1d9c8ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - 夏々さん» おお、歌の内容気付きましたか！ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
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