38ノ亊~人ならざる者の行方 ページ39
・
産屋敷邸
緊急柱合会議
不死川「あーぁァ、なんで俺は上弦に遭遇しねえのかねぇ」
伊黒「こればかりはな……甘露寺と時透その後 体の方はどうだ」
甘露寺「あっうん!随分良くなったよ」
時透「僕も……まだ本調子じゃないですけど」
悲鳴嶼「これ以上、柱が欠ければ鬼殺隊が危うい」
胡蝶「今回のお二人は傷の治りが異常に早い、何があったんですか?」
冨岡「その件も含めて、御館様からお話があるだろう」
襖から綺麗な蝶の羽織を纏う、産屋敷あまねが現れる
あまね「本日の柱合会議、産屋敷耀哉の代理を産屋敷あまねが務めさせていただきます。そして当主の耀哉が病状の悪化により、今後皆様の前へ出ることが不可能となった旨、心よりお詫び申し上げます」
柱達はあまねの言葉を聞いて、一斉に頭を伏せる
悲鳴嶼「承知……御館様が一日でも長くその命の灯火、燃やして下さることを祈り申し上げる」
あまね「……_____________既にお聞き及びとは思いますが、日の光を克服した鬼が現れた以上、鬼舞辻無惨は目の色を変えてそれを狙ってくるでしょう、己も太陽を克服する為に大規模な総力戦が近づいています。そして本題になりますが、甘露寺様と時透様の発現した痣についてです」
甘露寺「痣?」
あまね「戦国の時代、鬼舞辻無惨をあと一歩という所まで追い詰めた始まりの呼吸の剣士達、彼らは全員に鬼の紋様と似た痣が発現していたそうです」
冨岡「……!」
あまね「今この世代で最初に痣が現れた方は竈門炭治郎様。そしてそれより前に宝月嫻A様も痣の発現をされています」
時透「……」
あまね「痣の発現条件としては、心拍数を二百以上に体温は三十九度」
不死川「何か意外と簡単だな……」
冨岡「これを簡単と言ってしまえる簡単な頭で羨ましい」
不死川「何だと?」
冨岡「何も」
あまね「ただ一つ、
痣が発現した方は何方も例外なく_______________」
__________
_______________
胡蝶「結局、Aさんは現れませんでしたね」
不死川「どーせ隠居生活してんだろ」
冨岡「……あまね殿も退室されたので失礼する」
胡蝶「冨岡さん理由を説明して下さい、まだ作戦会議が残っています」
冨岡「俺はお前達とは違う_____________」
326人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時