31ノ亊~変貌の招き ページ32
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風呂から上がり、綺麗な着物に着替え
濡髪のまま御館様の元へ足を運ぶ
『……(鬼舞辻無惨との遭遇について御報告を)』
襖からは灯りが照らしていた、それと同時に微かに
話し声がしたので、気配を消してそっと壁に凭れ耳を傾けていると
『義勇………？』
実に珍しい、口下手な彼が今、御館様と二人きりで
会話をしてる事に。少し驚いていた。
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産屋敷｢悪いね私の話し相手になってくれて｣
冨岡｢……とんでも御座いません、貴重なお時間に感謝の至りです｣
産屋敷｢義勇、君はよく頑張っていると尊敬しているよ。｣
冨岡｢有難きお言葉……｣
産屋敷｢処で、Aとは恋仲なのかな｣
…… 『(なっ？！)』
冨岡｢……い、如何して……そのような｣
御館様はそっと微笑んで、唇にしーっと指をたてる
産屋敷｢私の鎹烏を侮ってはならないよ｣
冨岡｢(あの時の夜……)
云え……俺はまだ未熟者です、何時も宝月嫻に守ってばかりで俺は何も｣
産屋敷｢義勇、昔のAは本当に笑わない子だったよ光を失い、可哀想な子だった。卦度今はだいぶ変わったよ、私はよく見ている……義勇と一緒にいる時彼女は心から笑っていた。｣
冨岡｢Aが……｣
産屋敷｢寶、彼女を守って欲しいのだよ。力でもなく、心からの愛で｣
冨岡｢俺は彼女を愛する資格があるのでしょうか。｣
産屋敷｢あるよ。必ず。｣
冨岡｢そうですか……｣
と少し口角を上げ微笑む。
……『……(タイミングが悪かったかしら)』
産屋敷｢……今宵も、長い夜と戦いが……っゴホッゴホッ｣
冨岡｢御館様！！！｣
彼女の鼻にも伝わってきた、血の香り。
慌てて襖を開ける。
義勇は勿論驚きに溢れていた
『産屋敷様……！義勇、あまね様を呼んできて！』
背中を摩り、介抱する
冨岡｢あっ嗚呼(……聞いていたのか先程の話を……)｣
産屋敷｢っｺﾞﾎｯ...ｳﾞ..君は、……何時も突然と現れるね……ｺﾝｯ｣
『私は何時でも駆け付けますよ、貴方様の命を守る為に』
産屋敷｢それは実に頼もしい事だね…..ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ｣
この血は特別な香り
本当に今宵は長くなりそうだ
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (
レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです！！ありがとうございます！更新遅くなってごめんなさい！ (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです！！これからも頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します！ありがとうございます！！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2019年8月21日 6時
