21ノ亊~過去の残骸話 ページ22
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鬼殺 本部
産屋敷耀哉を前にして正座をし
御館様「天元が吉原の遊郭に炭治郎達を連れて
潜入してる事は耳に入ってるかな」
『ええ、宇髄天元の女房三人の定期連絡が途絶えたとかでしょうか』
御館様「うんそうだね、その件は天元達に任せ
Aは今すぐ木挽町に行ってほしいのだよ」
その名を聞いて彼女のお淑やかな雰囲気から
殺気という負のオーラが纒わり付く
『____________……何故でしょうか』
御館様「今し方、貧民達が殺されたと無一郎から連絡が来てね、辺りは血の海へと還ってるそうだ
無一郎は之から別の地へと任務に行かなければならないので、A今一度調査を」
彼女は畳に手をついてお辞儀をする
『承知致しました』
御館様「決して無理のないようにね、」
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嘗ては劇場街と慕われ歌舞伎座があったとされ
大いに人が栄えていた
又、日本一財閥とされる宝月嫻家が存在していた
宝石を管理し辺りは富豪が集まっていた
が、
ある大惨事に
その豪華な街並みも消え、瓦礫も砂へと還る
復興も莫大な金が掛かると政府は手をつけていない
その為広大な地が広がっている為貧民達が
集団で過ごしていた。
嘗ての富豪から貧困へとかえり果てた
『酷い有様、之では周辺の自然が枯れてしまう』
赤く染った地面、遺体など存在しない
形も残さぬよう細かく切ってしまったのか
『此処に来ると、思い出すわね
虫唾が走るほどに』
失った命に慈悲などはない
彼女にとって痛くも痒くないこと
その腹黒さは過去に得たもの
今ここで彼女の生い立ちが分かるであろう
この場所で生まれ育ち、そして
過ちを犯し、先代産屋敷との出会い
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時