18ノ亊~無限列車煉獄杏寿郎 ページ19
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参「(っ……何だあの餓鬼野郎は覚えていやがれ
必ず殺してやる)」
木の影に隠れ
胸に刺さった刀を抜き体の再生を待つ
『太陽を克服したいだなんて
贅沢過ぎるかしら_____________?』
その木の後ろに寄り掛かる女が一人
全く感じなかった気配に距離をとる鬼
参「……誰だ貴様、っ」
『此処まで来るのに体力を消耗したの
寶戦う気なんて一ミリも無い』
参「(何だこの女鬼殺隊か?気配を感じられなかった……違う匂いがする、人間と言っていいのか?)」
『……人間と言っていいのか、面白い発言をするのね』
参「(心を詠まれた人間が?
何故か此奴に関わると嫌な予感がする……まさか此奴)」
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「銀髪の玉石を身に纏う女に会ったら手を出すな」
「彼奴を殺して良いのは私だけだ」
参「銀髪……身に纏う宝石、あの人が執念深く言っていた」
鬼は何かを思い出したように術を展開し
青ざめた表情で森奥深くへと逃げた
『実につまらない、哀れな鬼
然し彼奴は私を忘れていないようだな……』
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煉獄「貴様達はもっともっと成長しろ、
然して今度は君達が鬼殺隊を支える柱となるのだ
俺は信じる、君たちを信じる」
炭治郎「っ…………う」
伊之助「…………」
『玉の呼吸 裏ノ型
森から現れた一人の美しい女は
術式の様な物でそっと煉獄に温かな光が包む
煉獄「之はA殿か、助かる」
『悪を浄化し清らかな花が咲く黄泉へと連れていくことしか出来ぬ術呪だがな』
炭治郎「この人は…一体(凄い不思議な香り)」
煉獄「はは、お前は慈悲もない者だと思っていたが
……そうでも無いな」
『御館様もさぞ喜びでしょう、貴方は責務を果たした、そして今後その意思が受け継がれていく
煉獄、我らは必ず鬼を滅殺する……安心しなさい』
煉獄「其方が言うのだ……安心だな頼む……」
煉獄の目の前には愛する母
満面の笑みで彼は息を引き取った
『人間の命は儚い……
だが強くなればいい鬼よりも強くなればいい
その為に悪魔の実だって食べてもいい
その覚悟が貴様たちに有るだろうか』
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時