+41．物狂い、死 ページ43
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『其れは好都合ね手間が省けた』
と呟き太宰の真横を通る
太宰｢順風満帆、其の考えは命取りだよ｣
その言葉にピタリと足を止める
『何が言いたい』
太宰｢判らないかい？
……君は既に負けている
王冠の駒も今頃合流した三社構成員達が対抗している｣
『あはははは冗談は寄せ太宰、見縊らないで其れも想定道理寶彼達には死に物狂いで戦って貰う自身が壊れようとも』
彼女は悪魔の笑いを発した後
ハンドサインとして手を挙げる
屋上の方で反射して白く輝く
『御免ね太宰、私を許して
貴方は目的に邪魔だからこうするしかない』
太宰｢……罠張りに掛ってしまった以上仕留められる様だ｣
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ﾊﾟﾝｯｯ
銃声が響く然し
太宰｢忠告はしたよ君は既に負けていると、｣
太宰の服の下には弾を貫通させない鉄の防御服を纏っていた
『……(全て見破られている?!)
まさか太宰……貴様も時間稼ぎのつもりで…!!!』
徐々に近付く叫び声と凄まじい勢いの異能
瞬きをする暇もなく目の前には中也が襲う
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・
脅威的な力で森林に飛ばされ崖に穴が出来るほど
押し潰される
『っ………………ぢ、ゆ…………中、也』
月が沈む境に浮かぶ中也は見下ろす
中也｢手前の仲間は俺と相性が悪かったようだ
触れられたら一溜りもねぇが重力で対抗出来る
紅葉の姐さんの刀で一瞬だ……武器を壊す異能を持つあの腕白小僧も芥川と人虎が捕らえた｣
『(寶太宰に弾が当たらなかったのか……)
それ、で王冠は負けだと？』
中也｢嗚呼、戦況を見ろ後は手前一人だ
これも想定通りか？｣
『否、此処迄は想定してない。卦度王を取られなければいいだけで此方も一手を出すまで……寶』
中也は体制を整える
終盤の犠牲手よ
『……例え精神も身体が崩壊しようと構わない
どんな手を使ってでも！！！！
貴様らの思い通りにはならない！！！』
�牋枅塾� 虞美人草ノ罪��
『……最後の一手だ
我を呑み喰え！！！！！』
異能の解放された勢いと爆風で大地が歪む
時刻は深夜の三時
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年11月30日 23時) (
レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……！めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます！ (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2019年4月26日 19時
