+26.濡れ衣の残骸 ページ26
・
探偵社らは通路にある数々の扉を開き探す
敦「……この扉」
南京錠で掛けられ豪華な扉
芥川「退け人虎」
軽々と鍵を壊す
敦「芥川……助」
芥川「勘違いするな探偵社の手助け難ぞ有り得ない」
そして扉を開いた先には
目に光無く餓死した体
未だ幼い子供に御年寄迄
手錠を掛けられ只一点を見つめる
谷崎「何て事だ酷い……」
国木田「人を何だと思ってる!!王冠はこの光景を俺達に見せ笑っているのか?」
太宰「急ぐんだ一刻を争_______________」
何の前触れもなく目には真っ白な光景
音は閃光弾に塞がれたように途切れる
体は熱く燃えるように……
・
・
中也「………………ッ」
2km程まで及ぶ巨大な凹んだ地
地下室の残骸は無く
行き倒れる人影
安吾「後始末が大規模にな…………?!何故太宰君達がこんな所に……居ないはずでは?!」
・
・
カーテンの隙間から照りつける陽光に拒む
『_______________……太宰』
太宰「Aちゃん…?いてててて私は運良く生きてるようだねぇ」
腹を抑え踠き
カレンダーを見つめ日付を確認する
『一週間経っているわ、貴方以外は疾っくに与謝野さんの治療で復活しているわよ。一番害を喰らったそうじゃない貧弱ね太宰』
太宰「酷いなぁ私の異能が無ければこの痛みから解放されるのに……」
『兎に角貴方以外は皆無事だそうよ?心の傷はどうか分からないけどね』
死者は八十三人
被害総額は人が一生して稼げる量では無い
その事件後も絶えない王冠の仕業である他殺
太宰「……悲惨な状況だね」
『今回は特務課の越度であるわ、全くこんなに大きな失態は初めてよ……寶頭脳戦である私を現場に投資すればいいものを自業自得よ』
編み籠に入った果物手に取りナイフで滑らかに切り
林檎を太宰に餌付けさせる
太宰「甘い……
じゃAちゃんなりの考えは有るの?」
227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時