+19．乱歩、敲く ページ19
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『何の為に民の命を無差別に奪う？！！』
声を荒らげる
小林｢では手土産として受け取りくださいませ
我が名は小林
主に捧げる駒は
H｢改めて言ってやる俺様の名は
アーネスト･ヘミングウェイ様だ
主に捧げる駒は
M｢我の名はキャサリン･マンスフィールド
主に捧げる駒は
世界が畏怖した
盤上を基盤に組織を模した
至高の御方に命を捧げる駒
御方の追撃直下部隊通称
小林｢御方に授かれし駒役を果たす為精鋭された部隊其れが我々チェッサーである｣
『貴様達の主は何を望んで欲している』
H｢
M｢増加然して精気、この世に存在する異能を引っ括め｣
小林｢最凶の異能を手に入れる為｣
正しく傲慢で身勝手な悪意
この街をこの国をこの世界に対する無頓着さ
盤上の規則等存在していない滅茶苦茶だ
と考え恐れ
記憶は此処で途絶えた
･
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雨の音、香りに眼を開ける
鬱つな渋い網膜に人影が映った
半分眠った凡矢理状態であった
与謝野｢目が覚めたか気分はどうだい｣
蝶の髪飾りが煌びやかに視界に入る
『……探偵社………気を失っていたようね』
与謝野｢爆風に紛れてた粉末に毒性があった
腕の傷口に侵入し炎症して気を失った、まぁ妾の異能で元通り綺麗さっぱりだ｣
体を
『……この程度の傷で一度半殺しにして治癒したと？』
与謝野｢そうだよ｣
『態々探偵社迄連れて来て私に恩を着せるつもりかしら』
与謝野さんは腕を組んだまま深深と溜息を付く
与謝野｢妾はその傷を診て異能を使わ無くても
特務課で治療を受けるのが正当であると判断したよ
正直碓氷殿に異能を使う時戸惑った、こんな悪女を妾の手で助けるのか？って｣
『だったら何故私を助けたの』
与謝野｢妾じゃない、
まさか乱歩さんが妾に頭を下げるとはねぇ
乱歩さんがアンタを助けたんだよ｣
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年11月30日 23時) (
レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……！めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます！ (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2019年4月26日 19時
