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…
夜の9時をまわったころ、男の子達を無事に家に送り届けて宿に戻った
『疲れた…』
反転術式はめっちゃ呪力使うし、なにより相手が移動系の術式だったから、走って走って走りまくったせいでまじで疲れてて。
私はこの後お風呂にも入らず死んだように眠ってしまった
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翌日
鳴り止まない着信音にイライラしながら目を覚ました
『なんなんすか朝っぱらから…呪うぞコラ…』
「っはは！もうお昼すぎてるけどね」
『……悟先生か』
「その様子だと任務はもう終わって疲労回復中だった？ごめんね〜起こしちゃって」
いつも通り軽薄な喋り方に思ってないんだろうな、と思いながら体を起こし、時計に目を向ける
『…っえ、14時半？！』
バスは二時間に一本、最終便は15時ちょうど。
…これからお風呂も入らなきゃだし今日は諦めてもう一泊しよう…
『最近めっちゃ寝ちゃうんだよね…死期近付いてんのかな』
「それ、Aが言うとシャレにならないから」
たしかにって笑う私に先生は笑い事かよ、と突っ込む
「で。どうだった？任務」
『余裕！誰だと思ってんの？』
「いやあ〜グレートティーチャー五条の教育が良かったんだね」
『…』
「…冗談だよ。よく頑張ったね、恵が寂しそうにしてるから早く帰っておいで」
『はいはーい。笑』
通話を終了するととりあえずシャワーを浴びて、夕飯が昼食か微妙な時間にカップラーメンを食べた
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…
もう一泊するのはいいけど、特にすることもなくて。
暇を持て余した私はこのコンビニもない小さな村を散歩することにした
それにしてものどかなところだなあ…
なんてことを考えてたらおうちの縁側に座っていたおばあさんに話しかけられた
「見ない顔だね。どこから来たの？」
『あっ、東京です！』
「東京から…わざわざこんなところに？」
『はい！あの…おばけをやっつけに』
「ああ、あなたが斉藤さんちの子 助けたって噂の！」
え、噂になってんだ。ちょっと照れるな〜
「何もないところだけど…ゆっくりしていってね」
『そんなこと言わないでくださいよ〜、
私好きです、この村』
そう言って笑ってみせるとおばあさんも嬉しそうに笑ってくれた
もう夜だし、結構歩いたし、宿に帰ってスマホゲームでもしようかな。
そう思っていた時だった
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Koharu(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！こういうのを求めてました！よければまたいつか更新して頂きたいです！ (1月20日 13時) (
レス) @page36 id: 6d361b0b5a (このIDを非表示/違反報告)
氷姫 - スッゴいこの作品好きで、大分前からみてます！応援します！ (2022年10月29日 10時) (レス) @page36 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
ま - 初めてまして！コメント失礼します。私は伏黒恵くんの夢小説は初めて読んだのですが貴方様のおかげで一気に沼りました！どうか、ずっと待っている読者様のために続きを書いてくださることを願います。 (2022年9月18日 23時) (レス) @page34 id: 64c6fd4413 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ面白いので更新再開して欲しいです！！ (2022年2月12日 6時) (レス) @page36 id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - すごくおもしろいです！続き楽しみにしてますね♡ (2022年1月24日 10時) (レス) id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむだんご
| 作成日時：2021年2月5日 23時
