犬派なんだね伏黒くん２

36：前日 ページ36

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…






「明日の京都楽しみね！」


『そう？』





ついに交流会は明日

今は丁度作戦会議が終わって一年三人で寮の共同スペースに居た





『あ。そういえば今日の夕飯は私が作るから！
楽しみにしててよ二人共〜』



「え、あんた自炊とかするの？」


「高橋はこう見えて料理すんの上手いぞ」



『やだあ、素敵なお嫁さんになるなんて言い過ぎ♡』



「「誰も言ってねえよ」」




そ、そんな声揃えて否定しなくても…




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夕飯はカツ丼を作った

一人じゃ危なっかしいって言われて、悟先生と。





「ほんとね、美味しい…！」


「やっぱりAは料理上手だね〜
作る時も僕は黙って隣に居ただけだったし」


『でしょ？！でしょ！！』


「っしゃあ！これで明日はドン勝ちするわよ〜！！」


「『おー！！』」


「座って食え。」



五条先生まで…と頭を抱える伏黒の言うことを聞いて静かに席に着く



「いや〜明日が楽しみだなあ、
最近座学ばっかで君らの活躍見れてなかったし」


『そもそも先生が忙しいからだよ』


「寂しかった？」


『…ちょっとだけ』



可愛い〜♡、と笑う先生に笑い返す






「伏黒、あの人ぶん殴っていいわよ」


「別に…もう慣れてる」


「あんたも大変なのね…」




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…





ご飯も食べ終わり明日への気合いも入ったところでそれぞれの部屋に戻ることにした





「美味かった、かつ丼」


『当たり前じゃん。また作ってあげる！』


「あー、伏黒だけずるい！！」


『野薔薇にもいつでも作ります〜♡』








じゃあまた明日ね！と手を振って解散した後にもう一度振り返る





『伏黒！』



「？」





『……もうちょっと一緒にいよーよ』









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