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・
やっと絞り出した声は
やっぱり小さかった
そして
平野のリアクションは
少し心外だった
紫「・・・え？」
聞こえなかったのだろうか
平野はとても驚いていた
気づけば私は躍起になっていた
「やから、私は平野が好きって言ってるの」
今度こそ平野に届いたはずだった
でも平野のリアクションは
変わらなかった
紫「・・・え？」
・
せっかくお互いが好きだと伝えあったのに
何が起きているのだろうか
私たちくらいしかいない道
ただひたすらに沈黙
平野は目を丸くしたまま固まっていた
ちょっと失礼やろ
せっかく告白したんに
「いい、帰る」
私はすっかり腹が立って
スタスタと歩き始めた
が
それは平野に腕をがっしりと掴まれたことによって
阻止された
紫「・・・ん、」
「え？」
紫「廉、は？」
なんやこいつ
なんでここでわざわざ他の男の名前出すん？
「廉はもう好きやない」
私がそう言えば
さらに目を丸くする平野
さっきからそのリアクションはなんや
だんだんとわざわざ走って病院まで行ったことを後悔しはじめる
でも
次の一言で全てが繋がった気がした
・
紫「付き合っとらんの？」
・
え？
なんでそうなった？
「ちゃうけど・・・」
その瞬間、
握られていた手が離れた
かわりに
・
紫「まぁじかよー」
平野の大きな声が響き渡った
紫「え？まじ、え、えー、うそやん」
平野は頭を抱えてあわあわしだした
「ちょ、落ち着いて、静かに、」
私が必死に宥めると
急に静かになって止まった平野
「だ、大丈夫？」
紫「答えあわせ」
「え？」
紫「ちょっと、答え合わせしよ」
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きら(プロフ) - こころさん» お返事遅くなりました。。嬉しいお言葉ありがとうございます。お陰様で完結できました(^^♪良かったらこれからもよろしくお願いします。 (2019年1月30日 21時) (
レス) id: 66dcc96454 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - とても丁寧な描写ですごく読みやすくて、すぐに物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。何度もキュンキュンするし、切なくなるし…二人が結ばれて本当によかったです！それにアナザーストーリがあって、紫耀くんサイドの気持ちもわかって続きが楽しみです！ (2019年1月28日 22時) (レス) id: 83e4350742 (このIDを非表示/違反報告)
紫耀くん大好き - きらさん» 完結までずっと読み続けます!! (2019年1月14日 9時) (レス) id: 0c4da5f577 (このIDを非表示/違反報告)
紫耀くん大好き - きらさん» 全然大丈夫です!! 忙しいときにすいませんでした!! でも、アナザーストーリーはもともとの『好き嘘』を見ているからこそ面白いですね!!(≧∀≦) 紫耀くんの感じもキュンキュンします!! 長文失礼しました！これからも更新頑張ってください(｀_´)ゞ (2019年1月14日 9時) (レス) id: 0c4da5f577 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 平野くん大好きさん» お返事遅くなりました、すみませんm(_ _)mそう言っていただけるとほんとに嬉しいです！もうしばらくお付き合い下さい☆ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 66dcc96454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きら
| 作成日時：2018年11月3日 21時
