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坂田「高杉よー、見くびってもらっちゃ困るぜ、獣くらい俺だって飼ってる」
高杉「(・・・・動かねえ!)」
坂田「ただし、獣は白い奴でな、え?名前?定春ってんだ!!!」
高杉に殴りかかる銀時
高杉「!!!!!」
高杉が倒れた様子を見てすぐに広場に向かって走り出した
その高杉に足音が近付いてくる
『・・・・・こんな所で寝るな、通行の邪魔だ』
Aは高杉を見下ろし言い放つ
高杉「・・・・・ふ、俺とお前以外もう誰も居ねえじゃねえか」
そう言いながら立ち上がる高杉
高杉「久しぶりだな・・・・・A」
『久々の再会がこんな胸糞悪いもんだとはね』
高杉「・・・・・良く似合ってんじゃねえか、その服」
Aの真選組の隊服を見て嫌味を込めて言う
『そりゃどうもありがとう、気に入ってるよ』
高杉「・・・・よく着てられんな・・Aお前忘れちまったのか、俺たちが何故戦ってたのかを」
『人を馬鹿みたいな言い方するな』
高杉「銀時にはまだ牙は残ってたみたいだが・・・Aにはもうそうなもんはねえみてえだな」
『牙って何?高杉の言うその牙ってのが壊すだけのもんなら私はそんな物いらないね、無くて結構』
高杉「高杉かぁ、幕府に反逆する者はお前の敵か?親しくしてたら局長補佐の地位も失うだろうからな」
『いーや?幕府にもいけ好かない奴もいるよ、それにそんな地位に固執もしてない、今のあんたが気に食わない、それだけの話、ぶっ壊せば終わると思ってんなら甘い・・・・・この世の中そんなに単純じゃない』
まっすぐ高杉の目を見つめ言うA
高杉もAを見つめ返す
高杉「・・・・・ふ、変わらねえなA、いや、だいぶ別嬪になったな、その顔に傷付けたくはねえな」
『・・・・・・』
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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時