君の隣 * 【隼×龍友】

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グラウンドに戻って、鼻につっぺをしながら顧問の元に謝りに行った龍友を見届けて周りの片付けを始めたとき、





隼「 A！ 」





大好きな声が聞こえた









「 はやと！ 」

隼「 ダンス部練習終わったから見に来た！ 」









この笑顔、ほんとに大好き



かっこいい 、かっこいいな





「 汗だくだよ笑 」

隼「 踊ってたらびちゃびちゃになったの 」




『ちゃんと拭きなよ〜』ってタオルを渡したら、


隼「 A拭いてくれないの？笑 」


って笑った







顔をポンポンって拭いてあげる







なんか、ドキドキして手が震える









『さんきゅ！』って笑う隼


毎日こんな笑顔を見てるのかと思ったら、

スズちゃんが急に羨ましくなった







隼「 えなんか龍友鼻に詰めてない？ 」


「 ボール当たって鼻血出したの 」


隼「 ふっ、龍友らし笑 」








この小さいことを話す時間がこんな特別になること

昔の私は知らなかった









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