みんなで帰りましょう ページ10
「わざわざ送ってもらっちゃてすみません....」
「気にしないで。俺たちがやりたくてやってるんだから」
「どうせ家も向かいだしな」
「そうそう、それに夜に女の子を一人で帰らせるなんてできないしね!」
あの後、閉店するまでお店に入り浸っていた彼らに家まで送ってもらうことになった。
まさかお店に6時間も居座るとは...目線感じて仕事しずらかったし、しかもEddさんとTomさんはずっと同じもの飲んでたし、まぁコーラはともかくお酒は利益になりやすいから一向に構わないんですけどね!
「Leilaはいつからあの家に住んでるの?」
「えっ!あー、一年位前からですよ」
しまったついぼーっとしてしまった...
「えっ!?意外と前からだったの!?なんで気づかなかったんだろ....」
「あんまり近所に興味なかったからだろ」
「それだわ」
悩んどきながらTomさんの一言ですんなり納得したEddさんを見てついクスッと笑ってしまう、なんだかかわいい人だなぁなんて思ってしまう
「でも僕は二人より先に知ってたよ!」
いつの間にか真横に並んでいたMattが少しむっとしながらそんなことを言っている、いったい何を競ってるんだ...
「お前も最近だろうが」
Tomさんの言葉に少しだったのがさらにむっとしてしまった、しかもなんかブツブツ言ってるし
「Matt...?」
顔を覗き込むようにしながら話しかければ、さっきのむっとした顔が嘘のように明るい顔になった。機嫌治るの早くない?
「Leilaと一番仲いいのは僕だもんね!」
「え、うん...まぁ、二人とはほぼ初対面みたいなものだし...」
「だよね!ね!」
「わかったから、迷惑になっちゃうから声のボリューム下げて」
「あっ、ごめん」
それから家に帰るまでほか二名の視線を感じながらMattにひたすら絡まれていた
「家の前まで送ってくれてありがとうございます」
「何事もなく送れてよかったよ!」
「Mattのせいで全然話せなかった...ブツブツ...」
「えっとぉ...Eddさん?」
「Eddのことは気にすんな、ほらさっさと家は入れじゃないと安全に帰れたってことになんないだろ」
「べつにそこまで見送ってくれなくても...」
「いいから入れ」
「はい」
なにか独り言を呟いてるEddさんがかなり気になるけどTomさんの圧に負けておとなしく家に入ることにした、鍵を開けようとドアのほうを向けば違和感を感じた
(あれ...)
ちゃんと戸締りをしてから家を出たのに少し開いている
「え....な、なんで...?」
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ベンザチャン(プロフ) - まって超好き(唐突)更新頑張って下さい!! (2022年10月25日 18時) (レス) @page36 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
テレンス - ァァァァァァァァァァァMattかわいいっっ!!みんな可愛くてめっちゃ尊いです!!無理しない程度に頑張ってください! (2022年6月15日 21時) (レス) @page34 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
シウ - 尊死出来るくらい好きです!頑張ってください!!(死)Tom「EDD死体処理頼む」 (2022年4月12日 21時) (レス) @page23 id: 03c73ccc8d (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 好きすぎて...死にそう...グハッ!!!(吐血) (2022年4月11日 0時) (レス) id: 50cdd463fa (このIDを非表示/違反報告)
推ししかたん!(プロフ) - めっちゃくちゃすき!です!("⌒∇⌒") (2022年3月19日 23時) (レス) id: f0663d447c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯DON | 作成日時:2022年3月14日 3時