事件発生 ページ11
「どうしたの?」
なかなかドアを開けない私を不思議に思ったのか顔を上げたEddさんが声をかけてきた、状況を信じたくない私は少し震えながら三人の方を見た。三人とも心配そうな顔をしていた
「ど、ドアが開いてて...」
「戸締り忘れたの?」
「ううん...ちゃんと鍵かけたはず...」
「はずって曖昧だな」
「うぅ...」
私の記憶の中じゃちゃんと鍵かけたつもりだったけど不安になってきた、いや、そもそもドアが開いてる時点でやばい気がする。でもずっとここにいないで確認しなくちゃ...!
「大丈夫?」
ドアノブに手をかけるもまったく動かない私を見てMattが心配そうに声をかけてくれた
「だ、大丈夫!多分...」
「大丈夫じゃないな」
「よし!一緒に部屋はいろ!」
「おっ、それいいね」
Mattの提案にEddさんがノリノリで返事をした、流石にそれは...と思ってしまうもやっぱり一人じゃ怖いし頼むしかないと考えればこくんと頷いた
「お願いします、一緒に来てください...!」
お願いすれば彼らはなんか嬉しそうな表情を浮かべた。
頼られるの好きなのかな...?
「ドアは僕が開けるよ!」
Mattが勢いよくドアノブを回し勢いよくドアを開けた。
ドアを開けてすぐ見えるリビングは真っ暗でぱっと見は特に異常は見られない、強盗が入ったとかそんな感じではなさそうだ
だとしたらなにが...?
「大丈夫そう?」
「はい...あっ!」
「どうしたの!?」
電気をつけ家の中を見回っていればソファーの上に白いもので汚れた私の服が置いてあった
「な、なにこれ...」
「うっわこれ...あれか...」
「うわぁ...」
隣にやってきた彼らが私の服を見てドン引きしたような声を発した
「おい、クローゼットとか部屋見てきた方がいいかも知れないぞ」
「そうですね...」
察した様子のTomさんに言われた通り寝室に向かった、明るくすればクローゼットやワードローブが開いており服やら下着やらが散乱していた。
なんだか気持ち悪くて吐き気を感じてきたがそれをぐっと抑え込み報告のため彼らのいるリビングに戻ることにした。
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ベンザチャン(プロフ) - まって超好き(唐突)更新頑張って下さい!! (2022年10月25日 18時) (レス) @page36 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
テレンス - ァァァァァァァァァァァMattかわいいっっ!!みんな可愛くてめっちゃ尊いです!!無理しない程度に頑張ってください! (2022年6月15日 21時) (レス) @page34 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
シウ - 尊死出来るくらい好きです!頑張ってください!!(死)Tom「EDD死体処理頼む」 (2022年4月12日 21時) (レス) @page23 id: 03c73ccc8d (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 好きすぎて...死にそう...グハッ!!!(吐血) (2022年4月11日 0時) (レス) id: 50cdd463fa (このIDを非表示/違反報告)
推ししかたん!(プロフ) - めっちゃくちゃすき!です!("⌒∇⌒") (2022年3月19日 23時) (レス) id: f0663d447c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯DON | 作成日時:2022年3月14日 3時