おれ、わんこ。

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@you





「それで、俺がこんなこと言うのもおかしいんだけど、さ」





『うん、？』





「ちゃんとAちゃんのこと、紹介した方がいいと思って。あ、いや、その、同居人？みたいな、ね？ははっ、」





りくにはりくなりの考えがあって、それを真剣に伝えてくれたことが嬉しかった。



そしてりくと彼らの固い絆でみたいなものが見えて、ほんの少し、羨ましくなった。





『わたしも、会ってみたいな、りくの仲間。あ、同居人、として……？笑』





不思議な関係ではあるけど、そう思ってしまった。



そう伝えれば、にこりと嬉しそうに笑うりく。





「ありがとう、嬉しい、！」





『ふふ、わたしも、』





緊張が解けて安心したのか、ふにゃん、と眠そうな笑みを浮かべた。





『眠い？もう寝よっか、明日は何時起き？』





「んーー、6:00……」





『わ、はやいね、ベッド使って。わたしソファでいいから、』





洗い物をしながら言えば、飛びついてくるりく。





「ご主人様なんだからベッドで寝て！俺ソファでいい！」





『いや、いいよ、りくの方が疲れてるでしょ、』





後ろから抱きしめるようにくっついてくるりくにそう言えば、閃いたかのような声を出す。





「あ、じゃあ一緒にベッドで寝よ？ご主人様とわんこって、一緒に寝てるもんね！」

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