俺とアイツ黄緑×黄 (ページ8)

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俺ページ8

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「お邪魔しまーす。」

一旦自分の家に帰り、俺の家に来たやぶ。

「どーぞ。」

俺の後ろを素直に着いてくるもんだから、途中で手を洗うように促しリビングに連れていく。

この家に引っ越してから来たのは初めてだよな、なんて思いながらもやぶが来るまでに作っておいた料理を並べる。

「うぉー！すげー！」

すると、やぶからの歓声？が。

「箸は、これでいいか……よし、食べよ。」

「おう。」

席に着いて

「「頂きます。」」

料理に手をつける前にやぶの様子を伺う。

「うっま！！ひかる天才！！まじ美味い！」

ちょっと大袈裟にも思えるけど、喜んでもらえたなら良かった。

おれも料理に手を伸ばしやぶと他愛もない会話をして楽しめた。

＿＿＿＿＿＿＿＿

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「はい、どうぞ。」

食器を洗い終わり、お互いにお風呂にも入ってテレビを見てるやぶと自分のぶんの飲み物を机に置く。

「サンキュ。」

「うん。」

会話はたったそれだけ。

でも、一緒にいれるこの時間が俺にとっては幸せだ……

「ひかる？」

「ん？」

幸せに浸っているとやぶに話しかけられる。

「ひかるって好きなやつとかいねーの？」

「え！？、な、なんで……」

「いや、もう年も年だし、そういうこと考えんのかな～って思ってさ、」

「あ、ああ、そういうことね……」

いきなり聞いてきたからビックリした。

でも、

おれはずっとやぶのことが好きだよ。

何て言えるわけがなくて返しに困っていると、

「＿＿＿＿＿＿ってどう思う？」

思っても見ないことを聞かれた。