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キラリと鈍く光る硝子、
ショーケースには愛 しいモノが並べられていた。
ひとつは家族と、大切な友達。
ひとつは今にも抜け落ちそうな英単語とか 複雑な数式とか、多分そんな物。
ひとつは青く、暗く光る、奥底に沈めた物。
そしてひとつは、わたしと君である。
淡い桃色を放つ“ それ ”は、触れ合う度に光を増す。
ーーパリン、とヒビが入る。
粉砕された硝子に、残ったピンク。
光源は、跡形もなく姿を消してしまった。
『 強盗よ、捕まえて ! 』
さぁ、犯人は誰であろうか。
ーーそこに残されていたのは、もう生気を感じさせない一輪の花だったのです。
ブライダルベールは枯れてしまいました
__________________________________________
○Thema
忘愛症候群
○Genre
シリアス/死ネタ/悲恋
○Attention
暗い上に救いがない話が多いです、苦手な方はブラウザバック推奨
○writer
とくめい/ねむい執筆状態:完結
キラリと鈍く光る硝子、
ショーケースには
ひとつは家族と、大切な友達。
ひとつは今にも抜け落ちそうな英単語とか 複雑な数式とか、多分そんな物。
ひとつは青く、暗く光る、奥底に沈めた物。
そしてひとつは、わたしと君である。
淡い桃色を放つ“ それ ”は、触れ合う度に光を増す。
ーーパリン、とヒビが入る。
粉砕された硝子に、残ったピンク。
光源は、跡形もなく姿を消してしまった。
『 強盗よ、捕まえて ! 』
さぁ、犯人は誰であろうか。
ーーそこに残されていたのは、もう生気を感じさせない一輪の花だったのです。
ブライダルベールは枯れてしまいました
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○Thema
忘愛症候群
○Genre
シリアス/死ネタ/悲恋
○Attention
暗い上に救いがない話が多いです、苦手な方はブラウザバック推奨
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