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キラリと鈍く光る硝子、
ショーケースには(かな)しいモノが並べられていた。



ひとつは家族と、大切な友達。
ひとつは今にも抜け落ちそうな英単語とか 複雑な数式とか、多分そんな物。
ひとつは青く、暗く光る、奥底に沈めた物。



そしてひとつは、わたしと君である。



淡い桃色を放つ“ それ ”は、触れ合う度に光を増す。


ーーパリン、とヒビが入る。
粉砕された硝子に、残ったピンク。
光源は、跡形もなく姿を消してしまった。




『 強盗よ、捕まえて ! 』




さぁ、犯人は誰であろうか。





ーーそこに残されていたのは、もう生気を感じさせない一輪の花だったのです。






ブライダルベールは枯れてしまいました


__________________________________________



○Thema
忘愛症候群

○Genre
シリアス/死ネタ/悲恋

○Attention
暗い上に救いがない話が多いです、苦手な方はブラウザバック推奨




○writer
とくめい/ねむい執筆状態:完結




















































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作者名:とくめい/ねむい x他1人 | 作者ホームページ:ございません  
作成日時:2018年3月17日 18時

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