【呪術廻戦】五条悟の最初の生徒 (ページ32)

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提案ページ32

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名前side

夏油「本当にそっくりだ。

もしかして一卵性双生児？」

名前『湊に聞けばいいじゃないですか。』

夏油「そこまで話してくれなくてね。

君のことを聞いたのも最近なんだよ。」

だろうな。

私のことを話すのは自分のことを話すのと同意味。

湊は強かだ。そう易々と自分の内を全て話したりしないだろう。

名前『それで、なんでココに？』

夏油「今の潜伏場所がここなんだ。

君を見つけたのはたまたま。」

名前(嘘くさ……)

潜伏場所って教えていいの？

なんだこの感じ、警戒したいのにしきれない。

夏油「まぁ簡単に言うとスカウトだよ。

………………呪術師だけの世界を作らないかい？」

ここで私と夏油さんは初めて向かい合った。

真っ黒な服。

貼り付けたような笑顔。

そこはかとなく既視感だ。

宗教団体乗っ取ったって聞いてたからてっきり袈裟とか着てるのかと思ったけど違うのか。

それとも今日はたまたま？

先生と同じくらい有るであろう長身を、下から覗き込むように彼の顔を見る。

名前『…………お断りします。』

夏油「そうか、じゃあ仕方ないね。」

夏油さんがそう言ったと同時に肩の力を抜いた。