初任務 ページ4
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名前side
とまぁこんな出だしだったけど、決して仲が悪いとかそういう訳では無い。
やっぱり先生は強いと思うし最強の名は伊達じゃないと思う。
五条「ねぇ、強すぎない?」
名前『?、そうですか?』
………………ただ、私も負けないくらい強いらしい。
パンパンと手を払いながら呪霊がチリになっていくのを見る。
今日は初任務のため"一応"五条先生が着いてきてくれた。
て言っても本当に"一応"。
着いてきて何するのかと思えば帳ギリギリのとこで見てるだけ。
……何しに来たんだこの人。
五条「最初の生徒としてはさぁ、こう……もっと鍛えがいのある子が来て欲しかったよね〜。」
補助監督の元に向かいながら先生は後ろを着いてくる。
名前『じゃあ鍛えて下さいよ。』
五条「やだよ。僕の術式と相性最悪だもん。」
名前『…………小学生…』
五条「なんか言った?」
名前『いえ、なんでも。』
40センチは上にあるであろう五条先生の目がこっちを向いたため即座にそらした。
私の術式は【反射呪法】
私に向けられた呪力、術式を相手に2倍にして返す。
この術式によってほとんどの呪術師、呪霊には勝てる。
それは五条先生も例外ではない。
つまり五条先生が私に攻撃した分、自分にも返ってくるため術式を使った戦闘では私は絶対に勝てる。
五条「ていうか、僕と名前が本気でやり合ったら高専の建物が吹き飛ぶんじゃない?」
名前『……たしかに。』
ダメだ、想像するだけで恐ろしい。
間違いなく夜蛾学長の鉄拳が落ちる。
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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時