【呪術廻戦】五条悟の最初の生徒 (ページ30)

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夏油、現る。ページ30

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名前side

私が体を硬直させてるのをいいことに背後の人影はピタリと私の後ろについた。

？「騒ぐようならアソコにいる猿共を殺す。

私は君と話がしたいだけなんだ。」

その声につられて斜め右を見た。

芝生の上で遊ぶ子供たちが目に入る。

その周りには複数体の低級呪霊。

この距離からじゃ下手に動けばギリギリ助けられないのが分かる。

私はひとつ喉を鳴らして頷いた。

名前『1つ確認。貴方は夏油傑さんで合ってますか？』

夏油「合ってるよ。流石に知られているか。」

隣に並んだ夏油さんを横目で見る。

意外と整った顔をしてて、長い黒髪が特徴的だ。

術式は呪霊操術だったか？

確か近接戦闘もやれたはず。

夏油「悟は元気かい？」

名前『……えぇ、有り余ってますよ。』

当たり障りのない返答をしながら必死に頭を働かせる。

何が目的だ？

なんでここに居る？

そもそも私がここに居るのを知ってたのか？