検索窓
今日:2 hit、昨日:33 hit、合計:1,336,012 hit

心因的 ページ23

.



五条side











家入「ストレス性高体温症。



要は心的負担がかかって発熱したってことだ。





しかも雨で体が冷えたのとダブルパンチ。




知恵熱みたいなものだから問題はないが、反転じゃどうしようもない。」








五条「……そう。」











医務室に名前を運んだ後、硝子が顔や髪に付いた血を落として服を着替えさせれくれた。








ベットに寝て乱れた呼吸を繰り返す名前の頬を撫でる。





いつもは真っ白な肌が火照って赤くなって苦しそう。





体温高すぎて死んじゃうんじゃない?って思うくらい。







こんなに弱ってる姿は初めて見た。











五条「硝子の言う通りだった。」






家入「なにが?」







五条「メンタル。」












名前は大人だと思ってた。





何事に対しても感情を揺らすことなんてないと思ってた。









でも、そうじゃなかった。





感情を表に出すのが苦手なだけなんだ。






1級での入学、強い術式、任務失敗はゼロ。








どんなに強くて達観していても中身はまだ16の子供。













五条「それになんか嫌がらせ臭いんだよね。」






家入「……というと?」







五条「七海は名前が今日任務に行くって知ってた。


でも担任の僕にはその連絡は来てない。




明らかにおかしいでしょ?」







家入「確かに……」








五条「それにさ、名前の術式は対呪力の場合のみ効果が生まれる。



任務内容を呪霊じゃなくて呪詛師に当てたあたり、上の思考が見え見えだよね。」












名前への嫌がらせか……





いや、生徒が怪我をおって狼狽える僕を見たかったってとこか……









どちらにせよ、故意的に名前は傷つけられた。











家入「随分心配性になったな。」





五条「……そんなことないよ。



僕はいつでも生徒思いのGTGだからね。」

苦しい→←熱



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (657 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2455人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。