【呪術廻戦】五条悟の最初の生徒 (ページ21)

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雨の日ページ21

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五条side

五条「ねぇ七海、名前知らない？」

その日は雷雨が激しい日だった。

公共交通機関は軒並み停止し、任務に出た学生がちゃんと戻ってこれるかが心配で補助監督が慌ただしく動いている。

そんな中、名前に明日の演習の話をしようと思って探してるけど見つからない。

そこにたまたま通りかかった七海に聞いた。

七海「反葉さんなら今日任務に出てますよ。

担任なら把握しておくべきでは？」

五条「……任務？」

そんな連絡来てない。

今日、名前には何も入ってなかったはずだ。

しかも朝から見てないし。

今は19時を回ったところ。

こんな長時間かかるような任務なのか？

五条「そっか。分かった。」

七海に礼を言って僕は寮の方に向かった。

もしかしたら帰ってきているのかもと思って電話をかけながら廊下を進んだ。

五条(………………出ないな。)

携帯の画面を見ながら薄暗い廊下を歩く。

｢おかけになった電話番号は……｣なんていう常套句が流れて履歴が溜まってった。