鬼殺隊最速の光柱 ページ5
.
「もう一人の…柱?」
炭治郎が首を傾げると、
「如月A…」
それに答えるように天元が呟いた。
「天元。
炭治郎に彼女のことを教えてあげてくれないか?」
「…承知しました」
耀哉にそう言われ、天元は炭治郎の方に体を向けた。
「もう一人の柱っつーのは、光柱、如月A…
俺と同様元忍で、派手に鬼殺隊最速。
柱の中で二番手の実力だ」
天元は指で数えるようにして言った。
「そう…なんですね…?」
炭治郎はもう一人、柱がいたことに加え、思いの外多い肩書きに驚き、目をパチパチさせていた。
「…んで、今は、任務に出ている」
天元は、真剣な表情で耀哉に問いかけた。
「…お館様、あいつ戻ってきたんですか?
…生きてるんですか?」
耀哉は優しく微笑んだ後、答えようと口を開いたとき…
天元の背中が風に包まれた。
それを感じた瞬間に…
『生きてるよ?』
「「「っ!!!」」」
彼女は天元の背中からひょっこり顔を出していた。
…誰も気がつかなかった。
「A…」
後ろを振り向いた天元は小さく彼女の名を呼んだ。
『お久しぶりです、お館様』
彼女は呆けている他の柱や炭治郎たちのことは我関せずに、片膝をついて耀哉に挨拶をした。
「あぁ、久しぶりだね、A」
『任務完了致しました』
彼女はある土地で何故か大量に棲みついていた鬼たちの殱滅の任を命じられていた。
.
518人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怜。(プロフ) - Ach1ch1さん» こちらこそありがとうございます! (2021年10月5日 13時) (レス) id: 0029dd2ea6 (このIDを非表示/違反報告)
Ach1ch1(プロフ) - ありがとうございます(^^) (2021年10月5日 8時) (レス) id: 7c41a08aa3 (このIDを非表示/違反報告)
Ach1ch1(プロフ) - 白い世界へのパスワードを教えていただきたいです。 (2021年10月4日 20時) (レス) id: 7c41a08aa3 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 有紀さん» 白い世界へのパスワードをお伝えしていたのですが、コメント欄にてそのパスワードが誰でも見れる状態が続いていたので、消させていただきました…!すみません!もし確認されていないようであれば、もう一度お伝えいただけると幸いです! (2021年9月21日 23時) (レス) id: 0029dd2ea6 (このIDを非表示/違反報告)
有紀(プロフ) - 初コメがこれで失礼いたします。白い世界のお話を読みたいのでパスワードを教えて欲しいです!よろしくお願いします! (2021年8月30日 19時) (レス) id: 6e9316e3b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怜。 | 作成日時:2020年6月26日 15時