第156話『疑いは早めに解決』 ページ7
ツナside
骸が帰ったあと、リボーンは考え込んでいた。
沢「……俺達はAちゃんと未来から帰ってきた後に出会ったから知らないのは当然だけど……一体どういうことなんだよ……ん?そう言えば、お前は前から知ってたのか?Aちゃんのこと」
リ「いや…知らねえ。だからAの存在を知った時は骸のやつ、相当うまく隠してやがったな、ぐらいにしか思ってなかったが…」
リボーンまで知らなかったって…骸は本気でAちゃんを巻き込まないつもりだったんだろうな。
今日、目の前で2人のやり取りを見て思った。
本当に大切なんだなって。
沢「でもなんで骸は俺達にわざわざ聞いてきたんだろう…」
リ「やっぱバカツナだな」
沢「なんでだよ!!お前は知ってんのか?!」
リ「どれもこれもAのためだろ」
沢「え…」
リ「Aがボンゴレに入るって言っただろ?……おそらくだが…後から疑われないように、Aが傷つかないように先にカタをつけときたかった。後はまぁ牽制だろ、手ぇ出すなよっていう」
なんだよ、どういうことだ?
なんで、Aちゃんを疑う……あ、
沢「…………そっか、10年後のAちゃんの行方が分からないから…」
リ「そういうことだ。疑いは晴らしといた方がいいだろ、白蘭に連絡を取るぞ」
リボーンが言うには白蘭達に殺されたっていう選択肢は薄い。
だって、
もし本当に殺されていたとしても骸がAちゃんの行方を知らないのはおかしい。
だとしたら
もしかしたら
ミルフィオーレ側にいたかも………でも、そうだったとしても骸が知らないのはありえないよな……。
あああ!!謎が多すぎる…!!
とにかくリボーンの言う通りだ。
白蘭に聞けば全てがわかるはず…!
.
……………というか忘れてたけど雲雀さんはAちゃんと知り合いなの!?
Aちゃん恭弥くん、って呼んでたし……
本当にやばい人ばっかに好かれてるなAちゃんは…リボーンもなんだかんだ言って気に入ってる…ってか完全に遊んでるし面白がってるからな…。
なんだか少しだけ可哀想に思えてきた……。
でもしょうがない。
彼女の魅力はまだ数回しか会ってない俺でもわかるから。
_____だからこそ。
だからこそ彼女がこちら側であってほしい、と
俺は祈るしかないのだ。
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (11月11日 10時) (レス) @page47 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - はじめまして!今日1から読み始め、XANXUSが大好きな私とても楽しく読ませて頂きました!これからも応援してます!! (2020年3月13日 3時) (レス) id: 7abe842fbe (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - さのさん» うそおおお(;;)嬉しすぎます…!最高なんてもったいなきお言葉…!亀更新ですが頑張りますので見捨てないでくださいね(殴) (2020年1月24日 16時) (レス) id: ed0491e176 (このIDを非表示/違反報告)
さの - あまりにも最高すぎて毎日ずっと読み返してます!!!こんな素敵すぎる作品をありがとうございます(´ ゚ω゚`)!!!ほんとに大好きですありがとうございますめちゃめちゃ面白いしきゅんきゅんもするしとにかく最高です! (2020年1月22日 2時) (レス) id: 550c2ffe1e (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - zzzさん» そのように言っていただけて本当に嬉しいです(;;)初代さん…!!zzzさんのためにどうにか絡ましてみたいと思います!!(*´-`*) (2020年1月18日 13時) (レス) id: 698353e71b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2019年12月25日 12時