229話 ページ35
「これだから！これだから人の子はァ！！！！」
燭台切さんが私から取り上げた布口面を勢い良く手洗いしながら涙してそう喚く
正直、今見てる光景が衝撃的すぎて込み上げる笑いを堪えるのに精一杯だ
「ほら！主あーんってして！！」
「だめだ口開けねぇぞこれ、おいおさえろ！！」
「無礼を許してくれあるじ」
『治ってる！治ってるから！やめて！！！』
もみくちゃにされて誰が喋ってるのかわからなくなるぐらい集られていたところを歌仙さんの背に匿ってもらった事でようやく落ち着いた
その様子に怒った歌仙さんの拳骨がおそらく喋っていた信濃君、和泉守さん、三日月さんの頭に落ちる
その様子についに吹き出してしまった
誤魔化すための咳払いで視線が集まってしまうと、血だらけの歯を見せないように手のひらで口元を隠して歌仙さんの横に並び立つ
『本当に大丈夫です！直してもらったし。それよりほら、ご飯食べましょう』
燭台切「それよりって君ねえ」
『燭台切さん、洗ってくれてありがとうございます。でもみんな怪我も治ったし、今元気だから大丈夫ですよ！…カレーうどん、久々に作ろうかなって思ったんですけど、いらないですか…？』
カレーうどん
その単語を口に出すと、何振りかはがばりと立ち上がって詰め寄ってきた
燭台切さんもその中に含まれてるけど、皆同じように目が輝いている
小狐丸「ぬ、主様のかれーうどんにございますか？！」
『うん、油揚入りの』
こんのすけ「油揚！」
厚「初期に食べたやつだよなそれって！」
『そうだよー』
骨喰「あの汁が飛ぶ美味いやつか」
『そう！鶴丸さんが犠牲になったやつ』
「「「「「食べる！！！！」」」
私が本丸に就いてすぐの頃に作ったカレーうどんは皆の印象も良かったようで、我先にと大広間に入っていく姿を見送りながらこれは頑張らないとと気合いをいれた
約50人分は大変やけど、皆笑ってくれたから主頑張るね
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ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - わたしは更新、いつでも待ってます! (2021年5月16日 10時) (
レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - 名無しさんさん» はい、これからも楽しんで読ませていただきます!!名無しさんは社会人と聞きました。どうか自分のお体をご尊重してください (2021年5月16日 10時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメントありがとうございます。嬉しい内容にやると決意できて良かった、また書きたいと思って良かったと思います。私の作品を読んでくれてありがとうございます！これからも楽しんでいただけたらなぁと思います！ (2021年5月15日 20時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - こんばんわ。この作品が続いてくれると知って、とても嬉しいです!!どうか名無しさんのペースで更新してもらえれば。また続きが読める事に感謝します。ありがとうございます!! (2021年5月14日 21時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！好きと言ってもらえるのはとても嬉しいです！絡み前向きに検討させていただきますね！ (2021年5月6日 13時) (レス) id: abe0f1ab0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しさん | 作成日時：2020年1月9日 1時
