85話 ページ6
1回裏
点数を取らたら終わりだ…とヒヤヒヤしてたけど、その心配は無いみたい。
E組ピッチャーは杉野。
杉野は努力家で殺せんせーを相手に練習をしているのをよく見る。
ここ短期間で変化球も習得したみたいだし、暗殺の練習によって筋力も上がってるし。
スピードもある変化球をバンバン投げてくる杉野に本校舎の野球部員でも太刀打ちができなかった。
結果は3者連続三振で交代。
ダルそうに戻ってきたカルマにペットボトルとタオルを渡す。
「次の打順、俺からなんだよね。」
『あ、そうなんだ。
何か策はあるの?』
「んー、策って訳じゃないけど…
殺監督から指示はあったよ。
挑発しろって。」
『…あー。得意分野だもんね。』
「失礼だろ。」
カルマはペットボトルで私の頭を軽く叩く。
水が入ってるから軽くでも結構ズシンってきた…
それが分かってるのかベロを出して煽ってきたカルマを見てカチンとくる。
絶対後でしばく…
「カルマ君!出番だよ!」
「あ、渚君。ありがとう。」
ベンチの方から駆け足で寄ってきた渚にカルマはお礼を言う。
渚が持ってきてくれたバットとかを受け取るとバッターボックスに歩いて行った。
734人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
迷い猫 - " 気の枝" じゃなくて" 木の枝"ですヨ (2021年8月26日 15時) (レス) id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 偽名さん» わかる (2021年8月16日 15時) (レス) id: 99ce1d82a1 (このIDを非表示/違反報告)
偽名 - 何度も見返してるけど、何度見ても『俺の女に手を出すな』好き。 (2020年5月6日 21時) (レス) id: 60ccd0f591 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - 細かいのですが英語の瀬尾くんの順位は上に3人いるので4位ではないでしょうか…?細かくてすみません!!このお話はとても面白くて大好きです!!これからも続編楽しみにしています!! (2019年2月6日 17時) (レス) id: 1b1bc6c95d (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 祝100話ですね!これからも頑張ってください!たのしみにしているので、更新頑張ってください! (2018年2月23日 1時) (レス) id: abbcc731c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藍緒(アオ) | 作成日時:2017年12月10日 10時