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91話 ページ10



(「えっと…今回のことについては私ずっとコテージにいたし、日向君に話聞いた事しか分かんないし、ここで小泉さんと見張りしてるね。」)



とは言ったものの…



死体とか初めて見るし、ここにいるのきついかも…



「でも、変に動いたら怪しまれるよなぁ…」



?「…」



この時は私は誰かがこの一言を聞いてるなんて思ってもいなかった。



この一言によって私が疑われることになるなんて。



今、創はこの大広間にいる人達に色々話聞いてるみたい…



じゃあ、私も何か聞かれるのかな…?



まぁ、でも今回は本当に何も関係してないから聞かれても有力な情報なんて持ってないから意味ないよ。



「ん…?」



私はエアコンのリモコンを見た。



そこには、タイマーが設定されていた。



時刻は23:30



何かこのエアコンも事件に関係してるのかな…?



「よく分かんないや…」



あとはこのジュラルミンケースなんだけどさ…



なんでこんなとこに置きっぱなんだろ…



警棒と防犯スプレーとか色々物騒なもの入ってるんだけど…



元々誰かが殺す気でいて、このジュラルミンケースの中は凶器を隠すため…とか?



うーん…



流石にないか。こんな目立つものあったらさすがに何かしら気づくよね?



ジュラルミンケースに入っている他の物は空っぽの硬いビニール製のケース。



空っぽになってるってことは元から入っていなかったのか、それとも何かが入っていてそれを私が来る前に誰かが使ったか。



まぁ、多分だけど後の方が可能性的にはアリかな。



空っぽのケースを入れておく必要なんてあんまりない気がするし…



ん…?



この鍵って、なにか開けるものに使うよね。



そしたら何も知らない私が持ってたら逆に何か言われそうだしこのまんまにしとこ…



日向「なぁ、柊」



ジュラルミンケースを調べると創が話しかけてきた。



やっぱり、私にも話聞くよね…



「なーに?日向君」



ポケットに入れていた飴を1つ取り、飴の包みを開けながら言った私。



日向「よくこんな所で飴なんて食べられるよな…」



って苦笑いしながら言ってきた創。



「逆にこの状況だからこそ食べてるんだよ。
それより、話しかけてきたってことは私にも何か聞きたいことがあるんじゃないの?」



日向「あぁ…柊、お前体調の方は大丈夫なのか?」

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雪猫(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます!私情で更新ができなくてすみません、できるようになったらまた更新しますので、その時までお待ちください;;;; (2021年3月14日 18時) (レス) id: 044c7ba7ac (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル(プロフ) - イチコメ失礼しま〜す!この作品、凄く面白いです!無理せず、更新頑張ってください! (2020年6月21日 9時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪猫 | 作成日時:2019年6月11日 10時

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