85話 ページ3
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私と九頭龍くんはあれからずっとお互いやりたいことをその場でやって、時々話したりの繰り返しをしていた。
パーティーが始まってもう随分時間は経ったのだろう。
『ピンポンパンポーン』
そんな時突然、島中に音が響き渡り、モニターにモノクマが映されてこう言った。
モノクマ「死体が発見されました！
一定の捜査時間の後、『学級裁判』を開きます！」
正直言って、死体が発見されただとか、学級裁判を開きますだとか、何も理解できずにいた私は思わず…
「…は？」
と言葉が漏れていた。
「ちょっと待って？何今の？死体？学級裁判？」
九頭龍「知るかよ…でも、ご丁寧にアナウンスしてくれるとはな。」
「いや、冷静すぎない？九頭龍くんってば。
人が死んだんだよ？？？」
九頭龍「あ？そんなの俺にはかんけーねーよ！
てかお前も人のこと言えねぇだろ！
柊も全然冷静じゃねーか！！」
「んぇ？九頭龍くんにはそう見えるのね…
"本当の私"はこんな冷静じゃないよ。
むしろその逆かな…」
人には見せないだけで心の奥底は怖くて怖くて堪らないんだよ。
九頭龍「何言ってんだよ」
「別に〜
てかこれ、私達も行った方がよくない？(ぱくっ)
ん〜！この飴美味しい〜！！」
ほっぺに手を添えながら味を堪能する私に九頭龍くんは呆れていた。
九頭龍「はぁ…俺は行かねーよ。行くなら一人でいけ！とゆうか、そんなに飴食ってたら虫歯になるぞ。」
「行かないのー？私どうしようかな〜…
行っても左右田に疑われそうなんだよな…
まぁ、これで行かなかったらもっと疑われるだけだからやっぱり行こうかな。
虫歯はだいじょーぶ！ちゃんと1日6回歯磨きしてるから！()」
最後の言葉を言いながら九頭龍くんにピースをかます私。
九頭龍「いや多すぎだろ…」
「んふふ〜飴ちゃん美味し〜♡
じゃ、私は大広間に行ってくるね〜」
そう言いながら九頭龍くんに手を振って大広間に向かった。
九頭龍「きもちわりぃ…」
九頭龍くんがそんなことを言っていたのを当然知るわけもなかったのだった。
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雪猫(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます！私情で更新ができなくてすみません、できるようになったらまた更新しますので、その時までお待ちください；；；； (2021年3月14日 18時) (
レス) id: 044c7ba7ac (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル(プロフ) - イチコメ失礼しま〜す！この作品、凄く面白いです！無理せず、更新頑張ってください！ (2020年6月21日 9時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2019年6月11日 10時
