97話 ページ16
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「えっ？九頭龍が？」
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七海『…あれ？どうしたの、九頭龍くん？』
九頭龍『お、おう…オメーこそ何してんだよ…
こんな所に1人でよ…』
七海『私は見張りだよ。ほら、モノクマを中に入れないようにさ。』
九頭龍『へっ…ご苦労なこった…』
七海『九頭龍くんはパーティーに参加しないの？』
九頭龍『金積まれたってゴメンだぜ…
仲良しこよしのパーティーなんて反吐が出る…』
七海『本当は九頭龍くんも参加したいんじゃないの？
だから、ここに来たんじゃないの？』
九頭龍『そ、そんな訳ねーだろ！
オレはただ散歩してただけだ！
それとも…散歩するにもいちいち誰かに報告しなきゃなんねーのかぁ！？』
七海『ううん、そういう訳じゃないけど…』
九頭龍『だったら放っておけや…』
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七海「それで…そのままホテルに行っちゃったんだよね。」
「そんな事があったのか…
でも…あいつはなんでここに…」
七海「…きっと、本当はみんなの輪に加わりたいけど、素直になれなくて…
自分を周りとは違う種類の人間だと思ってるから…
だから、いつもひとりぼっち。…っていう主人公が活躍するRPGのタイトルってわかる？」
え！？いつからゲームの話になったんだ？
狛枝「彼の本心は彼にしかわからないけど…」
七海「そういえば、柊さんもね、直接話してはないんだけど…ホテルに入っていくところ見たんだ。
確か…九頭龍くんと話した5分後くらいかな…？」
「次は柊か…？
でも確か柊って…ずっとコテージにいたって言ってたよな…？」
狛枝「うん、それはボクも聞いたよ。」
七海「柊さんがホテルに入ってから1回も出てこなかったよ？
あと九頭龍くんも出てこなかったかな…」
2人とも1回ホテルに入ってから1回も出てこなかったのか…
「じゃあ、2人は1緒にいたってことになるのか…？」
七海「うーん…どうなんだろう…中の階段からでもレストランには行ける訳だし、先に入った九頭龍くんがレストランにいて、あとから入った柊さんが1階にいたなら一緒にいたってことにはならないからね…」
狛枝「なんで柊さんが嘘をついたのかはわからないけど、外から床下に入れないってわかった以上はあの二人を疑う理由はもうないみたいだね。
うん、良かった。ホッとしたよ。」
「良かった…ばっかり言ってられないぞ。
こっちはまだ犯人の目星も付いてないんだ。」
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雪猫(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます！私情で更新ができなくてすみません、できるようになったらまた更新しますので、その時までお待ちください；；；； (2021年3月14日 18時) (
レス) id: 044c7ba7ac (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル(プロフ) - イチコメ失礼しま〜す！この作品、凄く面白いです！無理せず、更新頑張ってください！ (2020年6月21日 9時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2019年6月11日 10時
