28話 ページ29
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モノクマ「逆巻け…光と闇の狭間から生まれし神々よ…
古の契約に従い…今こそ汝らを召喚する…
いでよ、モノケモノーーー！！」
モノクマがそう言うと、石像が壊れて、その中から出てきた化け物。
目の前で起こっている現象はこの島に来てから見た様々な現象より異常なものだった。
ソニア「え…え…？」
「こんな事って…普通あるもんなの…？
ファンタジー世界とかでよくありそうな光景だよ…」
小泉「な、なんで…石像が動いたの？」
モノクマ「石像じゃないよ！モノケモノだよ！」
左右田「ば、化け物だぁああああああッ！！」
モノクマ「だから、モノケモノだってば！」
罪木「い、嫌です…嫌ですってぇ…
こんなの…おかしいですよぉ…！」
九頭龍「オレは…悪い夢でも見てんのか…？」
西園寺「きゃはは！夢だってさー！
脳ミソお花畑だってさー！」
モノクマ「まったくもう…夢だのウソだの疑い深いんだから…
オマエラの常識というちっぽけな枠に当てはめて、それに収まらないモノは否定する…
くだらないね。
何も知らない原始人の方がまだマシだよ！
物事をすぐにジャンル分けしたがるのって、ほとんど現代病だよね。」
ほんと、夢なんじゃないかって思いたいくらいだよこんなの…
モノミ「ミナサン！下がってくだちゃーい！
あ、あちしがミナサンを守りまちゅ！
この命に代えても…ミナサンを守ってみせまちゅ！」
モノクマ「うっぷ。…あれ？なんだこれ？
うっぷ…うっぷ…
あっ、そうか！これって吐き気だね！
ベタベタの正義感に吐き気をもよおしちゃったんだね！
よーし！決めたぞー！
だったら"見せしめ"はオマエだーッ！！」
モノクマはそう言うと、モノケモノに乗り、モノミに向かってモノケモノで攻撃をした。
モノケモノの攻撃でモノミの体はボロボロになって、モノミの体の形ではなくなった。
モノミに撃った銃玉が創の頬をにとんでいき、頬に少しの傷を作ってしまった。
あれが生身の人間だったら、もっとやばかったよね…
花村「う…うわ…
うわあああああああああああああああっ！！」
左右田「な、なんだよそれェェェッ！？」
澪田「あぶあぶあぶあぶ…
序盤なのに…さっそくモノミが死んじゃった…！」
田中「そ、それは魔神か…！？
それとも…未来兵器なのか…！？」
モノクマ「恐るべき脅威の兵器！
それが、モノケモノなのだッ！」
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作者名：雪猫 | 作成日時：2017年8月26日 5時
