11話 ページ13
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七海「て、言うよりね…
……………………………………私って自分の中で喋る事をまとめてからでないと、ちゃんと喋れない性分なんだよね。頭の中でテキストが固まってからでないと、上手く話せないっていうか…
特に初対面の人が相手だとそうなんだ…
ま、慣れてくればもう少し早くなると思うけど。」
相変わずゲームに夢中で、こちらを見向きもしないまま…
こんな状況でよくゲーム出来るな…
流石超高校級ゲーマーって言った方がいいのかな？
七海「ふぁ〜あ………眠くなっちゃった。」
七海さんとの自己紹介も終えたので、２階に進んだ。
２階には小さめのちょっと太ってる男子と色白美人さんがいた。
「お話中のところ失礼していいかな？
自己紹介したいんだけど…」
？「どうも、こんにちは。大丈夫ですよ。」
「こんにちは。私は柊Aです。よろしくね」
？「やぁ、君も綺麗だね…カワイイ系か美人系って言ったらカワイイ系よりの中間の子かな？
ぼくの名前は花村輝々だよ。
巷では、超高校級の料理人なんて呼ばれてるけど…超高校級のシェフって呼んで貰えるかな？
その方がほら…アーバンな香りがするでしょ？
ンフフ、よろしくねー。」
ハナムラ テルテル
超高校級の料理人
さらっと口説きやがった…
花村君はド変態っぽいな…
？「あ、そう言えば自己紹介まだでしたね？遅れてしまってすみません！
わたくしは、ソニア・ネヴァーマインドと申します。
ノヴォセリック王国というヨーロッパの小国から留学生としてやって来ました。
色々とご迷惑をお掛けすると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。」
ソニア･ネヴァーマインド
超高校級の王女
留学生も超高校級に入るんだ…
確か、電子生徒手帳で見たやつだとソニアさんは超高校級の王女だったかな？
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
あとは二人か…
まぁ、面倒いし来てくれる事を願おう。
私は窓側にある椅子に座ってコテージから持ってきた本をリュックから出し、読み始めた。
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作者名：雪猫 | 作成日時：2017年8月26日 5時
