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(優太Side)
昼休み。
俺は学内のフリースペースで昼食タイム。
「あれ？優太、今日、パンなの？珍しくない？」
「あ、慎太郎、お疲れ。」
コンビニ弁当をなぜかふたつ持っているゼミ仲間の、森本慎太郎。
「えー、パンなんてさ、腹持ち悪くない？俺は物足りないなぁ。」
俺の横に座り、両方の弁当を開けている。
「いいの！最近、ハマってんの。この店のあんぱん。」
「へー、お前、お気に入りのパン屋なんか、あるんだ？」
「あー、うん。最近見つけたのよ！」
「あ、優太くん！いたいた！！」
「...もう待ってや美久ちゃん。ここでお昼食べるん？」
うちのゼミの紅一点、大橋美久と、同じくゼミ仲間の小島健までやってきた。
...あーあ、せっかくゆっくり1人で食べようと思ってたのに。
結局、皆でガヤガヤと昼食を食べる。
「優太くん、あんぱんにりんごジュース...園児のおやつじゃないんだから。ね！よかったら、私のお弁当、食べて？作ってきたんだ！！」
「ありがと美久。でもいいの。今、気に入ってんのよ、この組み合わせ！」
「そうなの...残念だな。私、お弁当ふたつも食べられないよ。」
「美久ちゃん、じゃあ、俺食べちゃって、いい？」
「え？こじけんにはあげない。...うーん、せっかく作ってきたのに、どうしたものか...あ、優吾さん！！」
「うるさいなぁと思ったらお前らかよ...」
相変わらず疲れた感じでやってきた、先輩の�眞詫ジ磴気鵝�
「優吾さん！これ、よかったら食べて下さい！！」
優吾さんに無理矢理弁当を押し付け、去っていく美久。
「...アイツ可愛いんだけどちょっと強引だよね...ま、せっかくだからいただきますか！」
そのまま優吾さんも加わり、男4人で昼食タイム。
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作者名：Momanao | 作成日時：2019年9月8日 23時
