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〜 silk side 〜
さっきちっちゃい子とぶつかって、その子の持ってたアイスがTシャツについちゃってさ。
まあこんだけ人多いし仕方ないよな。
マサイが飲み物買ってきてくれるって言うからその間にTシャツ洗おうと思ってトイレに行った。
「お、案外とれんじゃん」
白地にバニラアイスだったからあまり目立たない。
湿ってるTシャツをバサバサしながら戻る。
そういやA1人じゃん。危なくね？
自然と早足になる。
A「やめてくださいっ…！！」
かなり遠目で、見た感じ誰か分からない。
でも声からしてAだろう。
男2「大丈夫大丈夫、なにもしないからさ」
駆け足で近づくと、ナンパとしか思えない言葉を口にしながら馴れ馴れしくAの肩に腕を回す男がいた。
は？なんだよあいつ…
そう思った途端、Aがフラついて男の方に倒れそうになった。
咄嗟に片方の腕を掴んで引き寄せた。
A「…あれ？」
俺の腕の中におさまってるA。
「なにしてんだよ。」
ナンパ野郎にガンを飛ばす。
男1「はぁ？お前誰だよ」
「うるせぇな、早く質問に答えろよ」
男2「あ"？」
「俺の女になにしてんのって聞いてんだけど」
A「え、ちょ…！」
否定しようとするAのことはお構い無しに話を続ける。
男1「え、お前彼氏なの？笑」
男2「こんなチビが？ありえねぇ笑笑」
「嫌がってる女無理矢理連れて行こうとするお前らの方がありえねぇから。」
男1「は？偉そうな口叩いてんじゃねぇぞ」
そう言って腕を振り上げられ、抵抗する気もなかった俺は目を閉じた。
？「おい、子供の前でいい大人が恥ずかしくねぇのか」
そんな声が聞こえて、ゆっくり目を開ける。
男2「ぅわっ…」
男1「す、すみませんでしたっ…」
目の前にいたのは、さっきとは打って変わって怯えまくってそそくさと逃げていくナンパ野郎。
？「よ。まさかお前もいると思わなかったなー」
「あ、にき…」
そして笑顔で片手をあげる兄貴がいた。
A「この方が、お兄さん…」
Aがまだ腕の中にいるということに気づいて、すぐに腕を解いた。
兄ク「おう。A、だよな？よろしく。」
A「あ、よろしくお願いしますっ」
今はニコニコしてるから普通だけど、真顔で兄貴が立ってたら子供みんな泣くと思う。
だって上下黒のスポーツウェアでキャップ被ってんだぜ？威圧感やばすぎだろ…
そりゃ逃げたくもなるわ…ちょっと同情する。
…また兄貴に助けられたな、
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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる！続きを早く読みたい！！更新頑張って！！！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました！続きみたいです！これからも頑張ってください！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました！マサイ，シルクファンにはたまらない作品です！更新頑張って下さい！ (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i ＿ 。さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i ＿ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…！！お返事遅くなり申し訳ございません！主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(；´Д｀) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sui＿。 | 作成日時：2017年3月20日 21時
