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〜 you side 〜
「あんたが好きでもない子に告白されたらOKするわけ？」
しないって答えが返ってくると思ってた。
こいつはゆき一筋だと思ったから。というか、そうであってほしかったから。
それなのに…
シルク「するかもな、お前なら。」
予想外すぎる答えに戸惑いを隠せない。
「お前なら、ってなによ…」
声が震える。
シルク「だから、Aなら彼女にしてもいいってこと。」
「なんでそんな上から……て、ていうか！あんたのこともう好きじゃ…」
シルク「もう好きじゃない、って前まで好きだったってことだよな？」
口を滑らせてしまった、やばい。
反論しようと必死に言葉を探す。
「そ、うよ…？前までは好きだった。でも私の気持ちに気づいて答えてくれなかったのは誰？」
嫌でも少し前の私たちを思い浮かべて悪いところを探してしまう。
「私が大好きって言ったとき、分かんないって一言で逃げたじゃない…ずっとあんたのこと好きだった。ちょっとしたことでもばかみたいに期待しちゃうくらい…ほんとに好きだったの…！！」
「だから、あんたがゆきのこと好きだって知ったとき凄く辛かった…ゆきが羨ましかった…私だったらよかったのに、って……」
過去のことを掘り出してまで責めるつもりはなかったけど、言葉は止まらなくて…
ぽろぽろと涙が零れる。
シルク「……それ、今から叶えてやるよ」
動揺してるのか、表情が固くて声が震えてる。
「…嫌……そんな無理に好きになって欲しいんじゃない……あんたの意志もないのに付き合ってもらっても嬉しくない…っていうか、私マサイくんと付き合ってるんだよ？もう…邪魔しないでよっ…！」
シルク「…それが気に入らねぇんだっての……」
シルク「やっぱりお前らが付き合うの嫌だ。」
…何を言ってんだこいつは……
シルク「俺にだって、お前を幸せにする権利あるじゃねぇか。」
あぁ…嫌だな、こんな自分…
マサイくんと付き合ってシルクのことは忘れてしまえばいい、なんて甘い考えしかできない自分。
マサイくんの彼女になったのに、まだ2人の間で揺れてるんだ。
今のシルクの言葉で更に揺れる気持ちを抑えられなくなっている。
……マサイくんはこんな私をどう思うだろう。
"最低だ"って捨ててくれたら一番楽かもしれないなぁ…
「……無理だよ…私やっぱり幸せになれない…こんなの、マサイくんにもシルクにも失礼だよ……」
これが、正しい答えなのかもしれない。
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ゆり(プロフ) - いつも何回も見てドキドキを貰ってる！続きを早く読みたい！！更新頑張って！！！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: cf54931ea1 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 初めて読みました！続きみたいです！これからも頑張ってください！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: 799f064f74 (このIDを非表示/違反報告)
あやっち - 初めて読みました！マサイ，シルクファンにはたまらない作品です！更新頑張って下さい！ (2018年3月13日 1時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i ＿ 。さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください(o^^o) (2017年8月27日 1時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i ＿ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» ありがとうございます…！！お返事遅くなり申し訳ございません！主人公とシルクさんは両想いだけど、お互い片思いだと思い続けていて、主人公はまだシルクさんを好きでいてはいけないと思っているから。という感じですかね…分かりにくくてすみません(；´Д｀) (2017年8月26日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sui＿。 | 作成日時：2017年3月20日 21時
