ヤンキーと純粋女子の恋物語 《 青 》

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誰なんやろ 。あの綺麗な女の人は


あぁー気になるーーー 。




気になって寝れへん 。どうしよ？直接言う？


でもなぁ 、どんだけ見とんねん とかまた言われて引かれるん嫌やしなぁ 。




｢ 居るかなぁ … ｣



結局来てもうた 、3年生の階 。

藤井先輩ってクラス何処やろ



人クラスずつチラッと見ると 、一人教室で金髪の男の子が俯いている 。




絶対あれやん … 。


どないしよ 、どうやって呼ぼ？(



｢ あのっ 、藤井先輩呼んで貰ってもええですか？ ｣


すぐ側に居った先輩に声をかけると 、



先輩 ｢ はぁ？お前流星に何のようやねん ｣




しまった 、運の悪い事にあの先輩に話しかけてしまった 。



｢ あ 、ちょっと聞きたい事があったので … ｣

先輩 ｢ はぁ 。ちょっと待ってろ 、｣



あれ？少し優しくなった？

そんなわけないか 、



『 なに 、』

｢ あの 、藤井先輩って 、｣




" 藤井先輩って彼女居るんですか "


って聞こうとしたんに 、言葉を遮られ




『 もう話しかけに来んな 。』


と 、突然に言われた言葉にぼーっとしとると




『 俺 、彼女居んねん 。』


｢ そ 、その事で聞きたい事があって … ！｣


『 何が聞きたいん？俺の彼女こいつやけど？ 』


｢ …………… へ 。｣


『 俺の女の






西島あい 、可愛ええやろ？ 』







何で 、何で寄りによってその先輩 … 。

じゃあ 、この前の綺麗な女の人は？




何でなんですか 。


今すぐにでも 、



" この前閉じ込めたんこの先輩にです！ "


って言いたい 。





けど 、隣を見れば勝ち誇ったかのように笑う先輩 。





彼女が居る それでも多少のショックはあるのに



ましてやその彼女が 、先輩やなんて 。






仲良さそうに 、腕を組み藤井先輩の頬に軽くキスをする先輩 。


それに 、満更でも無さそうな反応をする藤井先輩 。




辞めて 。

どうして 、目の前で しかも見せつけるかのようにするんですか 。




先輩 ｢ って事やからもう来んでね♡ ｣




= 邪魔すんなや って事やな 。


藤井先輩の方を見ると





少し切なそうな顔をしていた 。


｢ どうして … ｣



先輩 ｢ ねぇ 、いつまでそこに居るん？はよ教室戻らなチャイム鳴んで？(笑) ｣



｢ あ 、はい … 失礼しました 。｣






その日の授業は受ける気にならず 、窓の外をずっと眺めていた 。


すると 、3階の窓から見えた藤井先輩の顔 。




胸がギュッと苦しくなった 。

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