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朝練が終わり、クラスに向かう。
朝練が終われば授業なんて寝るだけ…
ちなみに同じクラスのはじめもいつも寝ている。
｢ねぇ？今日及川どうだった？｣
と話しかけてきたのは徹の元カノ。
徹に振られたらしいが、まだきっと徹のことが好きなのだろう。
頻繁に徹のことを聞いてくる。
『えー？いつもどうりだよ？？』
｢徹ってさぁ……ほっとけないじゃん？弟みたいでさ。｣
『ん？そうかなー？』
その子の言葉は私と全く逆の考えだった。
私は徹のことをお兄ちゃんみたいだと思う。
｢だって…守りたくなるってか。なんていうか……｣
よく分からない。
私は守ってくれると思うんだけど……
付き合うとそうなるのかな…？？
『まぁ…今、徹フリーだよ？狙っちゃえ！』
｢はぁ？振られたばっかなんですけどー？？｣
と言いつつその子は嬉しそうだった。
徹はなんでこんな可愛い子と別れたんだろ。
そんで…なんでこの子には弟になるんだろ。
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作者名：ゆりか | 作成日時：2019年1月27日 22時
