笑柱 . 弐章【鬼滅の刃】

伍拾陸 ページ7

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刀を持って外に出るが 、声を掛けても中々気づいてくれないので塀に寄りかかって待つ





｢ ごめんなさいぃ〜 ... ！！ ｣


｢ 許さん ... 許さん ... ！！ ｣





もう数時間は謝る炭治郎に無我夢中で包丁を振るっている





｢ おい 、起きろ ｣


『 ... ぁ 、すみません 』





そんな姿を見ていたら何時の間にか寝てしまっていたようで

少し息を切らしたひょっとこが目の前に立っていた



刀を渡すと 、直ぐに鞘から抜いて見始める





｢ 刃こぼれが殆ど無いな 、綺麗だ ｣


『 ありがとうございます 』





流石は長の打った刀だなと思っていれば頬を片手でガシッと掴まれる





｢ ... 1週間後に屋敷に来い ｣


『 ... わかりまひた 』





手を離せば 、去ろうとするので慌てて止める





『 お名前は何ですか？ 』


｢ ... 鋼鐵塚 ｣


『 わかりました 、鋼鐵塚さんですね 』





少し笑えば今度こそ去ってしまった





__________ 大正こそこそ噂話



Aの刀の担当が変わったのは

たまたま色が変わる瞬間を見た鋼鐵塚さんがどうしても間近で見たくて何ヶ月も長にお願いしていたかららしいよ


願いが叶ってよかったね！

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