笑柱 . 弐章【鬼滅の刃】

陸拾弐 ページ13

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ここは吉原 、遊郭

男と女の見栄と欲 、愛憎渦巻く夜の街





｢ いやぁ 、こりゃまた不細工な子達だね ... ｣





変装という名の女装をし 、炭治郎たち三人は引受先を探していた

候補は勿論 、ときと屋 、荻本屋 、京極屋だ





｢ そっちの嬢ちゃんなら引き受けるけどねぇ ｣


｢ 先日も新しい子入ったばかりだし悪いけど ... ｣





そう口篭ってはいたが 、何せ目の前には色男

頬を赤く染め一人ならと引き受けが成立した





｢ じゃあ一人頼むわ 、悪ぃな奥さん ｣





素直そうだからと炭子 、就職決定

宇髄さんが文句を垂れれば 、善逸は口を聞かないと怒った





｢ おい！なんかあの辺人間がウジャコラ集まってんぞ！！ ｣


｢ あーありゃ花魁道中だな ｣


『 わぁ ... 凄く綺麗だ ... 』





鯉夏花魁というらしい

思わず見惚れれば 、宇髄さんに肩を抱き寄せられる





｢ A 、お前も負けちゃいないぜ 。何せコイツらが使えなかった時の最終手段だからな ｣


『 ... 元が女な分 、上手く化けれるだけですよ 』





そう答えれば一つ溜息をして花魁道中について話してくれる





｢ ... 一番位の高い遊女が客を迎えに行ってんだよ

それにしても派手だぜ 、いくらかかってんだ ｣


｢ 嫁！？もしや嫁ですか！？

あの美女が嫁なの！？あんまりだよ！！

三人もいるの皆あんな美女すか！！！ ｣





善逸を宥めれば 、Aさん〜と泣きつかれた









__________ 大正こそこそ噂話



炭治郎 、善逸 、伊之助の三人は不細工にされているが 、Aはとても綺麗になっているよ


元の顔が良すぎて何をしても不細工にならなかったらしい





｢ ぅぐっ ... 仕方ない 、予定変更でお前は最終手段にする ... ！ ｣





宇髄さんはとても悔しがっていたよ

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