転生した世界がファンタジー？それでも俺は生きていく【男主】

ルール＆開始 ページ46

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現在、俺は海の上でチェスを行なおうとしている。

そして、俺の目の前には金髪のショートヘアーの女性が座っている。
服装は
白いワンピに水色のストール、銀色の腕輪と言うthe私服である

だが、纏っているオーラはまさに狩人だ
最早、モ○ハ○の世界で遊びでコスプレしてクエストに挑むＧ級のプロハンターである。

そんな人と俺は1on1でチェスをやるのだ
しかも、結構物騒なチェスだ

断りたいが...拒否権は無さそうだ。

────

「では、始める前にルールを説明しましょう。」

「...なるほど、普通じゃない条件でやるのだから、チェスも普通にやっていてはつまらないと、」

「はい♪」

この人もゲーマーだ。ハディといい勝負だな..

「基本的には、勝利条件にあまり変わった事はありませんが、盤上のシステムは変わります。」

「...」

「ルール1.チェック・メイトされた場合は敗北と見なす。
ルール2.王vs王、王vs王とビショップ、王vs王とナイトとなった場合Drawにする
ルール3.リザインした場合やイカサマをした
場合も敗北と見なす
ルール4.ゲームは３ゲームとする。」

「コレは普通だな。」


「えぇ、ですが、変わるのは...」

「盤上のシステム変更..」

ソフィアは無言で頷いた

「システムは、盤上の床にあらゆるトラップが仕掛けられています。そして、仕掛けは決まった効果が決まった順に毎回移動します。」

「仕掛けには何を？」

「さぁ？覚えていません。「え？」だってそうした方が楽しいじゃないですか。」

..この人、わざと仕掛けの記憶を消して楽しもうとしてやがる。

「つくずく、アンタ、ゲーマーだな。」

「よく言われます。」

「では、始めましょう。お互いを掛けたゲームを...」

────

先行は俺だ

始めは、e4、e5、Nf3、Nc6、Bc4
と言うイタリアンゲームの基本形だ

だがこの後、俺は深く後悔する。この陣形を取った事に..そして、俺はこのゲームの恐ろしさを知る事となる




To be continued.

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