Angel&Devilの少女「銀魂」

第２話『少女は何処へ』 ページ3

歩いて数十分








少女がたどり着いた場所は宇宙船



見張りと思われる男の人が固そうな鎧を着て、刀を持ちキョロキョロと周りを見渡している








チャラそうな見張りさん普段ならこのような男に声をかけないが今回は特別だ



後ろからチャラ男の鎧をコンコンと叩いてみる







『ねぇ〜お兄さーん』



今までの人生の中で飛びっ切り甘えた声を出す



「は？何だテメェ
此処が何処かわかってんのか！ってめっちゃ可愛いじゃん!!」







チャラ男はゆっくりと振り返り少女の顔を見た瞬間両手を掴み目をキラキラとさせる






おそらくチャラ男はこう思っているのだろう
めっちゃ可愛い女の子と話せる何てラッキーと




「何何？お兄さんなら何でも聞くよ？」




『本当に？』




「ホントホント」





その言葉を聞いた瞬間少女は笑顔になり

そしてチャラ男も笑顔になる





『じゃあ……脱いで』








「了解って……エェェェェェ!!」





あまりの声の大きさに少し肩をビクッとさせるがにこりと微笑む




「ぬ……え？」




チャラ男は大きく口を開けポカンとした表情をしている





『聞こえなかった？
早く脱げよ』





誰もがもうお気づきになられたであろう







見た目は天使

頭脳は悪魔







そう彼女は







『テメェに選択肢何てねーんだよさっさと脱げ』







正真正銘のSなのだ

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