【歌い手】例の歌い手…実は。2

94 ページ45

丸ちゃんと別れてそのまま翠の家に向かった。



翠「いらっしゃい。そだ、借りてた本。ありがとう」



「お邪魔しますー。いいえー。」




翠から本を受け取ると鞄の中にいれた。



スリッパを履いて翠の部屋に向かう。



クリパする家。私の家って案も出てたんだけど…



なんせ機材を片付けるのが大変だし。忘れないようにって歌い手関係のメモとかいろんなところに貼ってるのもあったり、バレないかヒヤヒヤしてたら落ち着いて楽しめそうに無いと思って却下した。



立ったフラグはちゃんと折っていくので！



部屋には他の2人も来ていて、元気にしてた？とかそんな会話をして。



手始めにひき旅を見て、夕食を食べ、浦島坂田船チャンネルを見返した。



お菓子もだいぶ減ってきた頃にはもう見終わっていて、時計を見ると夜の10時。



翠「まぁ、想定内の時間だわな。泊まってくでしょ？」



茜「最初からそのつもりー」



紫「ちゃっかりパジャマ持ってきたもんねー。」



「ねー！」



とりあえず片付けるか…とみんなでゴミなどを集めていく。



翠の部屋はやっぱり緑に統一されていて、愛が深いな…なんて思う私もスマホの中とか相当やばいんだけど。



というか、この前新曲出ただけで泣きそうになったんですけど！聴いてないのにw



嬉しいじゃんか。歌い手さんの新曲出たら！



茜「あ、A？電話鳴ってるよ？」



机に置きっぱなしだった携帯を茜から受け取る。



「んあ？ありがとうー。」



受け取ろうとしたら、茜はスマホの画面を見て固まった。



茜「…さか、た？」

95→←93

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す