【歌い手】例の歌い手…実は。2

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私は前から天月さんにコラボのお誘いを受けていた。



音源をもらい、歌って、投稿する。



何気に初コラボだったり…



反応にビクビクしていたが案外ウケが良かった。



アンチもそんなにいなかった。



1人2人ぐらい。



やったね！と天月さんと喜び合っていた。



天月さんとのコラボで96ちゃんとも知り合うこともできて嬉しかった。





しかし、その反面。



丸ちゃんは天月さんがコラボするとアンチが集まった。



天月さんにではなく



丸ちゃんだけに。



なんで…？丸ちゃんにアンチがつくの？


後から分かったことだが、



丸ちゃんに熱狂的なファンの男性がついており



天月さんに嫉妬して、その男性は仲間を引き連れて



天月ファンを装ってアンチをしたそうだった。



迷惑な話だ。



天月ファンがアンチしたと思っていたが、



本当にしていたのは丸ちゃんのファンだったというわけ。



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アンチが出てきた頃、私は丸ちゃんから相談を受けていた。



丸「どうしようA…そんなに私…下手だったのかな？」



「お世辞じゃなくて本音で言ってるけど！本当に良かったよ？！全く文句ないくらい。」



本当に文句などなかったのだ。



2人の声質があっているのか



重なり合うと、とても綺麗に聞こえる。



「みんな…嫉妬しちゃったんじゃないかな？」



丸「そうだといいんだけど…実はあともう1曲作ってて…来週投稿予定なんだよね。」



どうしよう…と。



「無理やり投稿する必要はないと思うよ。でも…私は聴きたいかなw」



そうとしか言えなかった。



下手に背中を押すことを言っても傷つけてしまうだけかもしれない。




投稿予定日。



丸ちゃんは天月さんとのコラボ2曲目を









投稿した。

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