声優人生

morning ページ7

A「昂輝ー起きて」

内「んんｯ…無理」


Aが起こしてくれてるのは聞こえてるし、仕事だし起きなきゃいけないのは分かってる。
でも、ベッドが気持ちいいんだよね…特にこの季節


「リビングにいるよ、今日早いし」

内「や…。」


寝室から出て行こうとするAの腕を掴む


「行こ？」

内「んー…。」




内「A今日、どこの収録？」

「コナンと、呪術廻戦と、後はひょろっと男子にお呼ばれしたからそのラジオかな」

「あとはテレビのナレーターが2本」

内「忙しいねぇ」

「人のこと言えないくらいいっぱいあるでしょ」

内「今日、夜どっか食べ行かない？」

「えっ…」

内「久しぶりに…デートしようよ//」

「うん！」


年上だし芸歴もちょっと先輩でいつも大人びてるけど、たまぁに無邪気なAはかわいい。


「車で迎えに行こうか？」

内「…ん。」

「了解」


俺は免許持ってないけど、Aは持ってるからカッコつかないけど…早く会いたいし。

そっけなくなっちゃったかな…

結婚してもう7年目になるわけだけど未だにカッコつかない俺に嫌になるけど



「そのスタイルいいね」

内「え、、これ？」

「うん。好き」

内「…ん。」

「www」

「照れt…」

内「Aもその髪型俺好きだよ」

A「…っ//」



Aに照れたでしょ？って言われる前に照れさせたから俺の勝ち←



内「じゃ19時頃赤坂ね」

「ん。楽しみにしてる」

内「ん。俺も」









「「お疲れ様でしたー。」」


木村良平「ウッチー！今から呑み行かない？！」

内「あ、俺先約あるんで先に失礼します。」

木「嫁？！嫁？！」

江口拓也「え、Aさんとデート？！」

内「ん。じゃあお疲れ様。」


「「(ウッチーめちゃくちゃ機嫌いいじゃん)」」









内「あ、待たせた？」

「んーん。」

内「ありがとう。車」

「いーえ。どこ行く？」

内「Aはどこ行きたい？」

「麺？」

内「ざっくりww」



割とこんな何気ない瞬間に幸せを感じたりする。

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