【ごっふぁみ】家族【drm】 (ページ21)

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天使ページ21

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ﾀﾞﾙﾏ「Aもやっぱ魔法使えるん？」

『魔法はほぼ使えないんだよねぇ。あんま魔力を継がなかったの。』

ﾀﾞﾙﾏ「じゃあアルスさんはガッツリ？」

『ガッツリ。でも、魔法使いってバレるのは避けてるから魔法使わせてないんだけどね。』

ﾀﾞﾙﾏ「...せやなぁ。俺らの周りは理解ある人多いけど、この街じゃ誘拐なんてざらにあるしな。」

だから凛月ちゃんの仲間発言は嬉しかった。

多いとは言えないが、この街じゃ隠れて暮らしている人外の住人達。人間じゃないからこその悩みは本当に人それぞれだと思う。

ﾀﾞﾙﾏ「ゴッファミは、まだ人外おるんよ。」

『え〜...誰だろ。』

角あったしsellyくんかな。
でもあれは偽物っぽいから違うか。

ﾀﾞﾙﾏ「んふふ。眉間にシワよっとる、A。」

綺麗に笑うだるまくんは天使そのものだった。

月明かりに照らされて、淡くキラキラと輝く天使の輪。真っ白で透き通るような、大きくふわふわとした天使の羽。

表現ができないぐらい儚く、美しかった。

ﾀﾞﾙﾏ「どうよ、かっこええやろ。」

『...うん、凄いかっこいい。』

これで好きになるなと言うのは無理な話だ。