なんいど ハード で よろしいですか ？ ▼【鬼滅の刃】

セーブデータ3 ページ3

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…………何だこれ。


ジュナン？ジュナンって……じゅなん………受難ってこと？
受難を譲り受けるってことは私が代わりに、ってこと？
えっ大丈夫これ私代わりに死ぬとかないよね???推しが死ぬのは嫌だけど自分が死ぬのも嫌なんだってば!!
ああっめっちゃ迫ってくるじゃん時間無いじゃん！ええい仕方ない!!

｢推しのためならなんとやらじゃ!!!!!!何でもやってやる!!｣

ウインドウメッセージの はい を選ぶ。



胡蝶カナエ の ジュナン を 譲り受けた ！▼




なんいど が あがった ！
Mode:Hard(Level1→2) ▼









……………………は!?!?!?!?!?

ちょっと待てやと言葉を紡ぐ前に後ろから吹く突風。
風に乗って私達を避けるように飛ばされる霧。



｢おっと………へぇ、血鬼術を跳ね返すなんてね、君がやったのかい？｣


意図的じゃないですぅ！(迫真)
やめて！そんな面白いもん見つけたみたいな目で見ないで!!誤解なんです!!ただ運が良かったんです!!

｢……あぁ、残念、時間切れだ｣

見ると、東から昇りかけた光。
救ってあげたかったのに、とこちらを見る童磨。



………助かった?????





｢ねぇ、お嬢さん｣
｢お嬢さんじゃなくてAって名前があります｣

咄嗟に答えてしまった。
なんっで私は名前名乗ってんの!?馬鹿なの!?


｢そっかぁ、じゃあAちゃん、俺君のこと気に入っちゃったな｣
｢迷惑極まりないですね｣

すっごい冷静に返してるように見えるでしょ？
めっっっちゃ怖いからね?????恐怖が一周まわって冷静になってるだけだからね???(？)


｢今日は救ってあげられないけど、今度はちゃんと救ってあげるからね｣

またね、と言い残して上弦の月は沈み、朝日が昇る。
後に残ったのは嫌に冷たい空気と緊張感。


｢………っはぁ〜〜〜………｣


どっと押し寄せてきた安心感と恐怖に大きく息をついてその場に座り込む。



｢………………怖かった｣






A は 生きのびた ！▼



胡蝶カナエ からの 信頼 が 10 あがった ！▼









_____Mode:Hard(Level1→2)

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