8話 過去編 ページ9
私の家はブリタニア皇族につかえている財閥の様なものだった
ブリタニアピラミッド的なのがあったら2番目か3番目位のところ
他にもその様な家も沢山あったけどそれは肩書きだけで、どこの家もみんな政治には一切関わらせてもらえなかった
…もっと言うと逆らえなかった
私の両親は優しかった
しかしそんな日常もある日突然壊された
両親と皇帝の間で1つの話が決まってしまったらしい
それも、どういう経緯だか知らないが
私をブリタニア軍へ送るという事。
父「...ごめんな、...ごめんなAッ...」
母「Aッ...ごめんねっ」
二人は私を抱きしめ泣いた
13歳の時である。
私は私の家が皇族に逆らえないことを理解していた。
そうすることしか無かったのだろう事も分かっていた
ましてや逆らうのが皇帝だなんて誰にでも無理な話だ
だから私は何も聞かなかった
1週間後、私は頑張るからと言葉を残して家を出た
その時も、両親は泣いていた
その日まで何も思わなかった私だけど
号泣する二人を見て初めてこれからが不安になり、怖くなった
両親に背を向けたまま私の頬にも涙が伝った
二人を助けるためにも私は行かなければならなかった。振り返ることなんて間違ってもしてはいけなかった。
不平等だ
そう言えばこの日は私の14歳の誕生日だった気がする
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暇人114514号 - 凄く面白かったです。今は更新停止されているようですが、僕は作者様がまたいつかこの作品を更新してくれるその日までずっと待っています! (2019年5月3日 21時) (レス) id: d21c0c697c (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 復活のルルーシュを観て熱をぶり返し、この小説を見つけました!更新停止中なんですね…….。いつか続きを書いてくださるのを待っています。本当におもしろい小説なので自信もってください!待ってます。 (2019年3月24日 18時) (レス) id: 9ff44349a6 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 面白いです。続きが楽しみです。 (2018年8月22日 0時) (レス) id: 9e9d05f51c (このIDを非表示/違反報告)
ネズミ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです!まだまだ上手くかけていない部分があるので頑張ります! (2018年5月5日 22時) (レス) id: b534025d47 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年5月4日 22時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネズミ | 作成日時:2018年1月8日 13時